中央図書館小学生向けおはなし会 2025年1月
2025年1月12日(日)は、世田谷区立中央図書館小学生向けおはなし会でした。
成人の日の連休の中日で、お日さまが出ているものの大気は冷たく凍える様な風の日になりました。こんな日には、おはなし会に来てくれる小学生はいるのかしら?と危ぶんでいましたら、やっぱり小学生は一人も現れず、幼稚園生たち10名、パパママ5名の参加になりました。
♪手遊び「ろうそく、ぱっ~」は、小さなお手手をグーにして、ロウソク立てをつくり、「ろうそく、ぱっ~」で人差し指を立ててろうそくに火を点けました。
♪手遊び「たまごをぽ~ん」は、一つ目の「生卵」は子どもたちには難しくて、「卵掛けご飯」で正解に。2つ目、3つ目すぐに分かって、4つ目はママの一人が、卵を割ってしまって失敗。もう一度になりました。5つ目は、皆が「パンケーキ」を声を揃えて、大正解でむしゃむしゃいただきました。
絵本「おもち」は、最初のページの絵は、「火鉢」で「おもち」を焼いているのです。子どもたちはもちろんパパもママも、「はて?」のお顔になりました。今どきは、オーブントースターや、電子レンジで焼くのですから、知らないのですよね。「昔はね、皆のおじいちゃん、おばあちゃんの子どもの頃は、こんな『火鉢』で焼いたのよ。」とお話ししました。それからは、おもちがプーと膨れて、何と一緒に食べるのかな?と絵本を楽しみました。
♪手遊び歌「もちっこ焼いて」は、おもちをひっくり返して、何つける?って、いろんな物を付けて、食べました。お醤油に海苔を巻くのが、一番人気でした。
絵本「へびのクリクター」は、今年の干支にちなんでのフランスの絵本。ブラジルに住む息子から届いた毒のない大蛇のクリクター、お母さんのボドさんは、恐る恐る飼い始めます。アルファベットの字になったり、数字になったり、そして、泥棒まで捕まえる大活躍。初め、「蛇」の絵本?と恐る恐る見ていた子どもたちもクリクターに興味津々で、どんどん絵本に近づいて、泥棒をやっつけた時には、やった~のポーズに。
♪季節の歌「こすれこすれ」は、テンポの良いお歌に合わせて腕をこすって、足をこすって、背中と続き、最後はお腹をこすりたい~、のリクエスト。楽しくこすって、歌って、体も心も温かくなりました。
♪手遊び「ろうそく、ふっ~」は、胸の中にしまったおいた「ろうそく」をそっと出して、火を消しました。
お土産は、会員のⅯさんが作った「蛇」の折り紙。ちゃんと赤い台紙の上に立つように折られています。
☆プログラム☆
♪手遊び「ろうそく、ぱっ~」
♪手遊び「たまごをぽ~ん」
絵本「おもち」
彦坂有紀・もりといずみさく 福音館書店
♪手遊び歌「もちっこ焼いて」
絵本「へびのクリクター」
トミー・ウンゲラー作 中野完二訳 文化出版局
♪季節の歌「こすれこすれ」
♪手遊び「ろうそく、ふっ~」
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