大人のためのおはなし会 第49回 ―秋― 2025年11月
2025年11月21日(金)は、玉川ボランティアビューローでの「大人のためのおはなし会 第49回―秋―」でした。風もなく穏やかな秋晴れの良いお天気で、6名の方がおはなしを聞きにいらして下さいました。 初めのおはなしは日本の昔話で「さといもこぞうととうふどん」。夜、ねずみに転がされたさといもこぞうがぶつかってきて崩れてしまったとうふどん。明日美味しく煮てもらおうと思ったのに・・・。元に戻せ~!と怒っています。大根、にんじん、ごぼうがやってくるたびに元に戻せ~!と文句を言っていました。でも、大きな醤油樽が「ぎーごろがしゃーん、ぎーごろがしゃーん」と最後にやってきて…。 ほのぼのとしてユーモラスな語りで、とうふどんが大根たちに文句を言うたびにあちこちから笑い声が上がりました。 次のおはなしは、フィンランドの昔話で「りすとてぶくろと針」。ちょっと不思議な組み合わせの、仲良しのりすとてぶくろと針が、何かいいものがないかと森へ出かけます。針はいいものをみつけたと喜んで報告しますが、それは小さな泉だったり腐った木の切り株だったりして、りすとてぶくろは怒
深沢図書館おはなし会 2025年11月第2週
2025年11月12日(水)は、深沢図書館でおはなし会でした。 勉強の手を休めて 参加してくれた小学生2名と幼児親子1組の4名で、一緒に落ち着いたおはなし会を楽しみました。 ☆プログラム☆ ♪手遊び 「ろうそく、ぱっ~」 ♪手遊び「たまごをポーン」 ★絵本「あなたのすてきなところはね」 玉置永吉作 えがしらみちこ絵 KADOKAWA ★絵本「ぶきみなよるのけものたち」 ジアナ マリノさく なかがわちひろやく PL出版 ♪手遊び「パンダうさぎコアラ」 ★絵本「なにをたべてきたの?」 岸田衿子文 長野博一 絵 佼成出版社 ★紙芝居「ねずみちょうじゃ」 川崎大治脚本 久保雅勇絵 童心社 ♪手遊び 「ろうそく、ふっ~」 手遊び「たまごをポーン」は、5年生のお姉さんが手を挙げて、スムーズに答えてくれました。ママも「目玉焼き」と嬉しそうに参加してくれました。 絵本「あなたのすてきなところはね」は、子どものすてきなところ…つないだ手や、きらきら輝く瞳などを子どもに伝えます。語り手の深い語りかけに、実は大人自身が「あなた」から
中央図書館小学生おはなし会 2025年11月
2025年11月9日(日)は、世田谷区立中央図書館小学生おはなし会でした。 小学生5名、幼児4名、赤ちゃん1名、大人6名で、紙芝居、絵本、手遊びなどを楽しみました。 ♪手遊び「ろうそく ぱっ~」 は、みんなのローソクに火をつけておはなし会は始まりました。 ♪手遊び「たまごをポーン」の卵料理では、子ども達に1番人気は「パンケーキ!」で、シロップやフルーツを乗せて食べると答えてくれました。 紙芝居「はじめてのみにくいあひるのこ」は、他のひなと違うせいでいじめられたり、からかわれたりするひながやがて美しい白鳥になっていくお話で、みんな熱心に見てました。 絵本「たべるぞたべるぞ」は、ダイナミックに「食」のさまざまな側面を描いた本で、子どもも大人も惹きつけられました。 ♪手遊び「そばだんご」 は、子どもも大人も手と頭を一生懸命に使って遊びました! 絵本「じゅんばんじゅんばんじゅんばんですよ」は、いつでも季節は移り、生命は巡っていくのだとあらためて教えられました。 ♪歌&手袋人形「お花がわらった」お花🌼が、指の間に咲くたびに皆んなニコニコ見
中央図書館乳幼児向けおはなし会 2025年11月第1週
2025年11月1日(土)は、世田谷区立中央図書館「乳幼児向けおはなし会」でした。 文化の日の連休初日で、図書館内には人影もまばらで、今日は参加者が少ないのでは?と案じましたが、乳児4名、幼児2名、保護者5名の11名と大勢の参加者になりました。幼児の5歳のお姉ちゃんと3歳の妹は、準備中の私たちに、二人だけで図書館に来たことや、二人のお名前とお歳や保育園の組の名前etc.いろいろ教えてくれました。 ♪手遊び「ろうそく、ぱっ~」は、幼児の二人は神妙に、乳児たちはママやパパに手を添えてもらって、ろうそくに火を点けました。 ♪手遊び「ころころたまご」は、お歌に合わせて、卵→ひよこ→こけこになって、夜が明けて、「お早うございます」のご挨拶をしました。 紙芝居「ころころじゃっぽーん」は、「 やまいも」と「 さといも」と「こいも」が「ころころじゃっぽーん」と川へ飛び込んで、芋洗いで、こちょこちょこちょで、みんなもこちょこちょして大笑い。音も繰り返し楽しみました。 ♪わらべ歌「いもやのおじさんいも切った」も腕をお芋に見立てて、切っていきました。階段
中央図書館 乳幼児向けおはなし会 2025年10月第4週
20250月25日(土)に、世田谷区立中央図書館おはなしのへやで、乳幼児向けおはなし会をいたしました。 この日は朝から寒い雨が降り来館者もまばらでしたが、5歳の女の子と赤ちゃんとパパの3人が参加してくれました。 幕にハロウィンの飾りをつけ、プログラムも秋の実りやハロウィンを意識して組んでみました。 5歳の女の子は積極的に参加してくれて絵本や紙芝居にもたくさん反応を返してくれました。 ♪手遊びの「おべんとうばこ」や、「手をたたきましょう」も歌いながら上手にしていました。 小さな赤ちゃんはパパのお膝に抱っこされてきらきら目を輝かせながらにこにこして参加していました。パパも赤ちゃんの手を握り歌も一緒に歌って手遊びに参加していて微笑ましかったです。 しかけの「いないいないばあ」では、最後にお化けが消えてしまってみんな不思議そうでした。 お土産はかぼちゃおばけの折り紙です。緑とオレンジのかぼちゃを頭に乗せたおばけちゃん。どっちがいいかなぁと迷いながら好きな色を選んで持ち帰っていました。 ⭐︎プログラム⭐︎ ①♪はじめの手遊び「ころころたまご」
深沢図書館おはなし会 2025年10月第4週
2025年10月22日(水)は、世田谷区立深沢図書館おはなし会でした。 当日は、一気に12月の気温になり雨も降って冷え込みました。なかなか子どもたちが見えないので、「今日は自分たちだけの練習日になるかしら?」と思っているところへ、常連の4年生の男児が来てくれました。始まってすぐ、2組の親子さんが見えてくださり、幼児3人と小学生1名、お母さん3名での会になりました。 ☆プログラム☆ ♪手遊び「ろうそく ぱっ」 ♪手遊び「たまごを ボーン」 ☆絵本「まいごのどんぐり」松成真理子 作 童心社 ☆ 素話 「ひなどりとネコ ―ミャンマーの昔話」 『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎 編 実業之日本社 ♪ 童謡「とんぼのめがね」 額賀誠志 作詞 平井康三郎 作曲 ☆ 絵本「あたまにかきのき」 唯野元弘 文 村上豊 絵 すずき出版 ♪手遊び「ろうそく ふっ」 始まりの「たまごを ポーン」は、常連のお兄ちゃんがサクサク答えてくれ、パンケーキにはメープルシロップを掛けるのが好きだそうです。 ...
中央図書館大人のためのおはなし会 第62回 2025年10月
2025年10月17日(金)は、世田谷区立中央図書館大人のためのおはなし会でした。 秋晴れの風の爽やかな日になりました。8名の聞き手の方たちがお参加してくださいました。 「万次郎さんとおにぎり」は、 万次郎さんの作った10コのおにぎりが、外へ転がっていきました。 「おてんとうさまあ、わしら、そろって うんまいおにぎりになりましたぞぉい」のおにぎりの声に、美味しそうなおにぎりが目に浮かび、ごくりとした聞き手がいたのでは。 「ひなどりとネコ」は、ミャンマーの昔話。食いしん坊子猫が、猫に上げる約束のケーキを全部食べてしまい・・・。土の壺に隠れたお母さんとくしゃみを我慢ひなどりの息詰まる末の猫の撃退法に皆の顔に笑みがこぼれました。 「かぜのかみとこども」は、山中恒の再話で、風の神たちと子どもたちのやり取りが面白い。秋の味覚の果物や風の神のおばさんの汁物の美味しさが伝わり、子どもたちが無事に村へ戻り、聞き手は安堵しました。 「 はちみつの好きなキツネ」は、ハチミツ好きな狐が熊の奥さんになり、熊のハチミツをまんまと手に入れるウクライナの昔話。ハ
等々力小学校出張おはなし会 2025年10月
2025年10月17日(金)は、世田谷区立等々力小学校「出張おはなし会」でした。 すっきりと晴れた秋の空のもと、深沢図書館員2名と「おはなしたまごの会」の2名で2年生の3クラスにうかがいました。1時限目1組、2時限目2組、3時限目3組でした。 各クラスとも授業と同じ机の配置でした。見やすい場所に椅子を移動する、自分の席でじっくりと、とそれぞれの対応でしたが、3クラスとも大変落ち着いて、また集中して楽しんでくれました。 最初は大型紙芝居「たべられたやまんば」。「三まいのおふだ」として知っている子もいたようでした。男性図書館員の臨場感溢れる読み聞かせに笑ったり、怖がったりして引き込まれていました。 大型絵本「せんたくかあちゃん」も大人気。洗濯という身近なことと奇想天外な内容に歓声が上がっていました。 盛り上がったところで「おはなしたまごの会」の担当です。 ♪手遊び「そばだんご」。両手で5になるように1と4、2と3と、すぐに理解して、声を出しながら、最後の両手を合わせて「そばまんじゅう」まで楽しみました。 「さるとかに」のすばなしは丁寧な


