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大人のためのおはなし会 第6回  

4月25日、大型連休前日でしたが、澄んだ青空に、新緑がさわやかな午前中に、玉川ボランティアビューローにて 「大人のためのおはなし会 第6回」 を行いました。

始まりの挨拶の中に、二子玉川駅から玉川ボランティアビューローまでの道すがらに咲いている、ハナミズキに関する3つのクイズがありました。

Q.1 ハナミズキは、どうして日本にきたのでしょう?

Q.2 ハナミズキのEnglish nameは?

Q.3 ハナミズキの花言葉は?

   *答えは、ページの最後にあります!

さて、本題のおはなし会ですが、9名の方々が聞きに来てくださり、会員も含めて会場がいっぱいになり、ゆっくりとおはなしの世界へと入っていきました。

前半は、日本の神話 「稲羽の白ウサギ」 に始まり、オオナムジことオオクニヌシノミコトが、美しいお姫さまと結ばれてよかった!!と、ひとり納得しました。 「スワッファムの行商人」では、イギリスの田舎に住んでいる、ジョンや犬のトーサと共に旅をしました。 しかもなんと、スワッファムという所には、実際に二人の像が建っているそうですよ。行って見てみたいものです。 さらに 「ボタンインコ」 では、誠実な女の子や子どもたちの人生に不思議な情感を味わい、夢見心地になりました。 そしてまた日本に戻ってきて 「猫檀家」 で律儀な猫の面白い昔話に、思わず笑ってしまいました。

後半は、日本の昔話 「鳥のみじい」 からでした。 聞く機会の多いおはなしですが、深い味わいを感じました。いつか語ってみたいおはなしの一つです。 そしてノルウェーの昔話 「ホットケーキ」 には、子どもたちが大好きな、くり返し言葉がたくさん出てきて、大笑いしました。 最後は 「ヒマラヤのふえ」 でした。 しっとりとした大人のおはなしでした。 情景が見えました。 どうしても逢いたい、という強い思いが通じてうっとりとしました。 おはなしは時空を超えて世界中、いえ宇宙にまでも連れて行ってくれますね。

本当に楽しかったです。 

おはなしをしてくださったみなさま、ありがとうございました。

楽しい時間を共有できる仲間がいることがうれしいです。

☆プログラム☆

    稲羽の白ウサギ -日本の神話-

「子どもに語る日本の神話」  三浦佑之訳  茨木啓子再話  こぐま社

    スワッハムの行商人 -イギリスの昔話-

             「むかしばなし-イギリスの旅」  アイリーン・コールウェル再話 室の会訳 新読書社

    ボタンインコ -創作-

             「ムギと王さま」(ファージョン作品集3) エリナー・ファージョン作  石井桃子訳  岩波書店

    猫檀家 -日本の昔話-

             「日本のむかし話 3」 松谷みよ子著 講談社文庫 講談社

                             -休憩-

    鳥のみじい -日本の昔話-

             「子どもに語る日本の昔話 2」  稲田和子・筒井悦子著  こぐま社

    ホットケーキ -ノルウェーの昔話-

             「おはなしのろうそく 18」  瀬田貞二再話  子ども図書館

    ヒマラヤのふえ -インドの昔話-

             同名絵本  A.ラマチャンドラン作  木島始訳  木城えほんの郷

*ハナミズキに関するクイズの答え

A.1 日本(東京)からアメリカ(ワシントン)に寄贈された桜のお礼

A.2 Dog wood (樹液が、犬の蚤や虱の除虫に効くことから)

A.3 返礼 / 私の思いを受けてください 

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