深沢図書館おはなし会 2014年8月
暑い熱い日が、続いていましたが、昨夜から急に涼しくなって、
今日は、久しぶりの雨の日に。
今日は、ママと一緒の2歳から6歳までの小さい聞き手たちが,いっぱい集まってくれました。
♪手遊び 「たまごをぽ~ん」は、小さなお手々で可愛い卵を作って、一つずつ割っていって、
何が出来るかな?と、考えて、いろんな卵料理を答えてくれました。
5つ割って出来る「ホットケーキ」は、さすが6歳のお姉ちゃんが真っ先に答えて、
それまでは先に答えていた弟ちゃんに、得意気のお顔を見せたのが印象的でした。
そして、皆なで、ふんわり焼いた大きなホットケーキを食べました。(むしゃ、むしゃ、って)
大型絵本 「えらい、えらい」 は、力強いクレヨンの絵本で、とてもカルフル。
いろんなものが出て来て、 「えらい、えらい、どうしてえらい?」
そこには、いろんな理由が。皆なで、いろいろ考えて~。
「子どもは、どうしてえらい?」 「喧嘩しても、仲直り出来るから。えらい、えらい、拍手~!!!」
何だか、自信がたくさんもらえる絵本でした。
おはなし 「あなのはなし」 は、「穴って、知ってる?」って、おはなしを始める前に訊いてみました。
「地面に穴を掘る!!!」って、答えた子もいました。
靴下に空いた穴が、その靴下を飲み込んで~ってイメージ出来るように、ゆっくり語りました。
その穴と、ドーナツ、蛙、燕、羊と一緒に、出掛けて行くのですが・・・。
そのうち、何人かの子の体がどんどんじゅうたんの上に・・・。皆なのお耳だけはこちらに向いているのでしょう、体は動いても、静かです。オオカミが一人一人を、ペロリと飲み込む度に、びっくりした様子で、お口を押さえる子も。
穴を飲み込んだオオカミのお腹に穴が空いて、皆ながそこから飛び出して来て、最後は、穴がオオカミを飲み込んでしまうのです。それから、皆なで、また旅を続けます。
パネルシアター 「かくれんぼ」は、葉っぱや草や石の陰に隠れている動物や昆虫を見つけてもらいました。
「もういいかい?」 「ま~だだよ」 「もういいよ」と繰り返して、隠れているものが、少しずつ見えてくると、皆な、大興奮で答えを言いあいました。
隠れていたカニのはさみがチョキチョキしたり、カタツムリのお母さんが、3匹の子カタツムリを連れて動いたりと、会員苦心の作に、ママたちが楽しんでくれました。
最後は、5匹のアリの足を見せただけなのに、すぐに当てられてしまいました。
そして、絵本「ありこのおつかい」に、続きました。
アリの「ありこ」は、道草をくったばっかりにカマキリに飲み込まれ、そのカマキリはムクドリに、ムクドリはヤマネコに飲み込まれて・・・。子どもたちは、興味深々で、どうなるのかしら?と。
でも、皆な、ありこのお母さんにお尻をパンパンされると、飛び出して来て、ホッとしました。
それから、ありこは、もう道草をしなくなりました。
雨の中、「おはなし会」に来てくださって、ありがとう。
皆なと、たくさんやり取りして、答えをいっぱいもらって、楽しいおはなし会になりました。
☆プログラム☆
♪手遊び 「たまごをぽ~ん」
大型絵本 「えらい、えらい」
同名絵本 ますだゆうこぶん 竹内通雅え そうえん社
おはなし 「あなのはなし」 -創作-
「おはなしのそうろく 4」 ミラン・マラリーク作 間崎ルリ子訳 東京子ども図書館
パネルシアター 「かくれんぼ」
アイ企画
絵本「ありこのおつかい」
同名絵本 石井桃子さく 中川宗弥え 福音館書店