世田谷区立中央図書館おはなし会 2017年6月
2017年6月5日は、「世田谷区立中央図書館おはなし会」でした。7組の幼児の親子が参加してくれました。
絵本「きぃちゃん」は、原っぱで生れた木の赤ちゃん「きぃちゃん」。少しずつ大きくなって、葉っぱを虫に食べられても、じっとしています。そして、雨にも嵐にも負けず、育って育って、枯れ葉の季節になって、葉っぱの無くなった「きぃちゃん」。時は過ぎて、ある日、何を見たでしょうか?色とりどりの絵本に、みんな、じーっと見入り、最後のページで、そうか~、と子どもたちもママたちもにっこりでした。
♪季節の歌&紙人形「蛙の歌」は、牛乳パックで作った「蛙」を、子どもたちにも持ってもらって歌いました。
蛙の鳴き声の時には、ぎゅうぎゅうと牛乳パックを押すと、蛙のお口が歌っているようで、楽しく歌いました。3組に分かれて、輪唱もしました。
絵本「おじさんのかさ」は、おじさんの傘は、立派ですが、使われたことがありません。濡れるからです。でも小さな子どもたちがさした傘の音と長靴の跳ねる音を聞いて、「楽しそう!!!」と、とうとう傘をさしてしまいました。絵本のページをめくる毎に、傘の音、「ポンポロロン」と長靴の音、「ピッチャンチャン」を、口々に唱えて、絵本が終わるのが、惜しい感じになりました。
大型絵本「よくばりすぎたねこ」は、欲張り猫が、ひよこを見つけます。パクリと食べようとしました。でも欲張り猫は、考えました。「まてまて、ひよこを大きくしたら~、大きな鳥になって~、卵をたくさん産んで~、沢山のひよこになって~、お沢山の大きな鳥になって~」とひよこを、わくわくしながら育てます。そして、そのひよこは、どうなったでしょうか? 最後のページに、一同、「アッ!!!」と驚きました。欲張り猫さん、残念でしたね、って。
どのプルグラムにも、みんなでいっぱい反応してくれたので、時間が足りなくなってしまい、準備していた後2つのプログラムは、この次の会にすることにしました。
梅雨入り間近でしたので、お土産は、カラフル折り紙の「傘」と「長靴」のセットでした。どれにしようかな?と悩む子もいました。2日後に、東京は梅雨入りになりましたので、お家で飾ってくださいね。
☆プログラム☆
手遊び 「ろうそく、ぱっ~」
♪ 手遊ぶ「たまごをポーン」
絵本「きぃちゃん」
ながやまただし作 BL出版
♪季節の歌&紙人形「蛙の歌」
岡本 敏明 作詞 ドイツ民謡
絵本「おじさんのかさ」
佐野洋子作・絵 講談社
大型絵本「よくばりすぎたねこ」
さとうわきこ作絵 メイト
♪手遊び 「ろうそく、ふっ~」