中央図書館 幼児向けおはなし会 2018年11月
2018年11月3日(土・祝)は、世田谷区立中央図書館幼児向けおはなし会でした。
澄んだ青空の爽やかな文化の日になりました。そのせいでしょうか?図書館には、子どもたちの姿が少なく、「おはなし会」が始まる前には誰もいませんでした。それでも、練習がてら「おはなし会」をスタートしましたら、3歳の女の子とパパが入って来てくれました。
おはなし「友だちをみつけた犬」を聞いてもらいました。どうして犬は人間と一緒に暮らすようになったのでしょうか?の由来の「おはなし」です。途中で「グーグーグー」や、「わんわんわん」と一緒にお声を出してもらいました。
紙芝居「げんきなかぼちゃ」は、おじいさんが植えたかぼちゃの種から、芽が出て大きくなって、畑仕事を手伝ってくれた動物たちと収穫して、いろんな料理を作りました。「どんなカボチャ料理が、好きですか?」に3歳の女の子、「スープ!」とパパと一緒に答えてくれました。
そのうち、3歳の男の子と赤ちゃんを連れたママも来てくれて、詩&人形「さかさま」の子ザルの人形の「こざるいさむ」に興味津津の様子で、にこにこしながら「こざるいさむ」を見つめました。手の長い「こざるいさむ」が、逆立ちして、「やっほ~」と言うと、やまびこが「やっほ~」と答えました。みんなで一緒に「やっほ~」と、「ほっや~」と繰り返しました。
♪わらべ歌「かきかきなんぼ」は、ペープサートの「柿」を3つ用意しました。「柿、柿なんぼ、柿なんぼ」と歌いました。1つから3つ、柿が出て来て、お客が1つから3つ食べて、「ああ~、美味しかった。リズミカルなお歌なので、自然に体が揺れました。
小さい子だけでしたので、絵本も用意していたのですが、急きょ、詩&手袋人形「くまさんのおでかけ」に変更しました。くまさんが、お出掛けして、水たまりを泳いで渡り、石っころを飛び越して、山ぶどうを食べて、行き止まりで回れ右して、戻って来ます。次は?に、男の子は、ちゃんと「やまぶどう」とちゃんと覚えてましたよ。くまくん、無事に戻って来て、「ただいま!」に、「お帰りなさ~い」。赤ちゃんも皆なもにっこりしました。
最後の♪手遊び「ろうそく ふっ~」は、手でグーを作り、人差し指を立てるのですが、初めての3歳の男の子には、ちょっと難しそう。ゆっくり片手で作って、もう片手もゆっくり作りました。出来た!出来た!と喜びました。お子さんの成長をみることが出来ました。
そんな彼へのご褒美は、折り紙で作った「勲章」でした。会員のS さんの新作です。折り紙で蛇腹をいっぱい折ってくるっと丸くすると勲章になります。首から下げるタイプです。最初に来てくれた女の子、途中でお部屋を出て行ったのですが、「おはなし会」が終わった後、窓からのぞいたので、「勲章」を上げました。また来てくださいね。
☆プログラム☆
♪手遊び「ろうそく ぱっ~」
♪手遊び「たまごをポーン」
おはなし「友だちをみつけた犬」-中国の昔話-
「5分で語るむかし話ワールドへようこそ!」末吉正子著 一声社
紙芝居「げんきなかぼちゃ」
いちかわけいこ脚本 長谷川知子絵 童心社
詩&人形「さかさま」-こざるいさむ-
「のはらうたⅡ」工藤直子作 童話屋
♪わらべ歌「かきかきなんぼ」
詩&手袋人形「くまさんのおでかけ」
「おはなしのろうそく1」 中川李枝子作 東京子ども図書館
♪手遊び 「ろうそく ふっ~」