大人のためのおはなし会 第24回 2019年5月
2019年(令和元年)年5月17日(金)は、玉川ボランティアビューローで、「大人のためのおはなし会 第24回」が開催されました。6名のお客様をお迎えいたしました。
今回は、「グリムの昔話」特集と言うことで、6つの「「グリムの昔話」が語られました。来月6月に世田谷区立中央図書館「大人のためのおはなし会」も6つの「グリムの昔話」が語られます。
当会では、昔話の原点の「グリムの昔話」についての学習会を開いて、グリム兄弟やドイツの歴史と昔話の関わりやドイツ語の方言についてetc.を学んできました。そして、会員各自が「グリムの昔話」から1つ選んで、全員で語ることにしました。12名の会員ですので、双方の「おはなし会」で、6つずつ語られることになりました。
会の始めに、「グリム兄弟って、どこの人? 幾つ違い?」の質問がありました。マイヤース景子が、簡単にご説明しました。ドイツ人で、1つ違いの年子なことや、彼らの生きた時代についてや、「ドイツ語大辞典」の作成者で、その研究は、後世の研究者に受け継がれ、東西ドイツの壁を越えて、完成は1961年だったことetc.、アンデルセンとは、面識があったことなどでした。
今回は、これまで余り語られたことのない珍しい「おはなし」や、おなじみの「おはなし」が語られ、会員たちの「グリムの昔話」への熱い思いを感じていただけたことと思います。
次回の「グリムの昔話」特集は、世田谷区立中央図書館「大人のためのおはなし会」になります。6月21日(金)10時30分~ 世田谷区立中央図書館1F「おはなしのへや」です。6つの「グリムの昔話」が語られます。ご期待ください。お待ちしています。
テーマ:グリムの昔話
☆プログラム☆
こびととくつや
「子どもに語るグリムの昔話6」 佐々梨代子・野村泫(ひろし)訳 こぐま社
ホレばあさん
「語るためのグリム童話2」 小澤俊夫監訳 小澤昔ばなし研究所再話
オットー・ウベローデ絵 小峰書店
ルンペルシュティルツヘン
「おはなしのそうそく12」 東京子ども図書館訳・出版
-休憩-
わらとすみとそら豆
「子どもに語るグリムの昔話4」 佐々梨代子・野村泫(ひろし)訳 こぐま社
ブレーメンの音楽隊
「グリム童話1」 山口四郎訳 冨山房
キャベツろば
「語るためのグリム童話6」 小澤俊夫監訳 小澤昔ばなし研究所再話
オットー・ウベローデ絵 小峰書店
次回の玉川ボランティアビューロでの「大人のためのおはなし会」は、2019年9月20日(金)予定です。