中央図書館 乳幼児向けおはなし会 2019年9月
2019年9月15日(日)は、世田谷区立中央図書館 乳幼児向けおはなし会でした。
少し雲がかっていましたが、暑さも和らぎ凌ぎやすいお天気の中、赤ちゃん2名、乳幼児13名、お父様お母様方10名が賑やかにおはなしの部屋に入ってきてくださいました。
始まりの時間まで少しありましたので、「グーチョキパーでなに作ろう?」をやって場がなじんだ頃、胸の中にろうそくの火を灯しておはなし会が始まりました。
手遊び「たまごをポーン」では、ちょっと大きなお姉ちゃまが多かったので、サクサク答えてくれました!
おはなし「つきのうさぎ」は、お坊さんに扮した神様に、動物たちが食べ物をあげるのですが、ウサギには何もあげる物がなかったために、自分を差し上げようとして、たき火の中に入りますが、ウサギは燃えず、その心に感動した神様がウサギを月に描いたので、今でも月にウサギの姿が見えるというおはなしです。みんな、しっかり聞いていて、「どうして?」とか「へ~!」とか合いの手を入れてくれました。一昨日は十五夜、昨日は満月でした。「お月さま見た!」と言ってくれた子が何人もいましたよ。
わらべ歌「小山のこうさぎ」は、可愛いウサギちゃんのお人形が出てきて、歌います。みんなも一緒に口ずさんでくれました。
絵本「ふくろうのそめものや」は、始め白かったカラスが、他の鳥がフクロウのそめもの屋さんに行って綺麗になるのを見て、自分も負けていられない!とそめもの屋さんに行きましたが、「桃色もいいし、黄色もいいし、赤もいいな~!」と欲張って言っていたら、しまいにフクロウが怒って全部の色をぶちまけたら真っ黒になってしまったというおはなし。全部の色を混ぜたら真っ黒になるということに、みんな驚いた様子でした。
手遊び「十五夜さんのもちつき」は、2人1組になってする手遊びです。十五夜の日にお団子をちゃんと食べた子も何人かいましたので、がんばって餅つきしましょう!とやってみました。結構二人の息を合わせるのが難しかったのですが、「明日は敬老の日。おじいちゃんおばあちゃんと一緒にやってみてね!」と、やり方の書いてある紙を配りました。みんな、やってくれるかな...?
紙芝居「かぐやひめ」は、おなじみ日本の昔話。長いおはなしですが、みんな静かに、かぐや姫の世界に聞き入っていました。
季節の歌「月」は、こちらも良く知られている歌ですので、みんな、美しいハーモニカの伴奏に合わせて歌ってくれました。今のお子さんは、小学生になる前でもひらがながちゃんと読めるんですね!歌詞カードを配ったら、みんなそれを一生懸命見ながら歌ってくれました!
胸にしまってあったろうそくの火を吹き消して、おはなし会は終わりました。
明日は「敬老の日」なので、おじいちゃんおばあちゃんへの贈り物にしてもいいし、お家に飾っても福が来るので、折り紙で作ったフクロウと鶴と亀をお土産にしました。楽しい「敬老の日」をお過ごしくださいね!
また、可愛い笑顔を見せに来てくださいね!とっても楽しみにしております!
☆プログラム☆
♪手遊び 「ろうそくパッ」
♪手遊び 「たまごをポーン」
おはなし「つきのうさぎ」インド 「ジャータカ物語」より
♪わらべ歌&人形「小山のこうさぎ」(佐賀のわらべ歌) 「おはなしのろうそく7」 東京子ども図書館
絵本 「ふくろうのそめものや」日本民話 山口マオ絵 鈴木出版
♪手遊び 「十五夜さんのもちつき」
紙芝居 「かぐやひめ」文・ 福島のりこ 画・岩本圭小永子 制作・教育画劇
♪季節の歌「つき」 文部省唱歌 ♪手遊び 「ろうそくフッ」