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中央図書館幼児向けおはなし会 2020年1月

 2020年1月4日(土)は、世田谷区立中央図書館幼児向けおはなし会でした。その日は、図書館も今年初めての開館日で、おはなし会も新年早々の会になりました。ミにおそなえ餅と折り紙の角松を飾りました。

 ところが、時間になっても「おはなしのへや」に誰一人やって来ません。どうしましょう、それでも、いつも通り、♪手遊び 「ろうそく、ぱっ~」から始めました。お歌を聞きつけて、誰か来てくれないかしら?

 次の♪手遊び 「たまごをぽ~ん」の途中で、ママと女の子が入って来てくれました。それでは、と言うことで、初めからもう一度「たまごをぽ~ん」をしました。女の子、ママと相談しながら答えてくれました。そうしているうちに、続々パパ、ママ、赤ちゃん、幼児、総勢10名が入って来てくれました。

 おはなし「おそなえもち」は、イタチ、ネコ、ニワトリ、ネズミが、おそなえ餅を天井部屋に梯子を使って、持ち上げるのです。ネズミの手が小さいので、すべって、イタチの頭に落ちてしまいました。それぞれが言うことには? それを聞いた皆なは、くすくすと笑い、初笑いの「おはなし」になりました。

 紙芝居 「おひさま、あけましておめでとう!」は、お節の材料たちが、初日の出を観に出掛けます。途中、川に掛かっている橋が壊れていて、初日の出に間に合いそうもありません。そこに、のし餅が飛んで来て、皆を運んでくれました。初日の出を観た途端、心配そうにしていた子どもたちから、拍手が起きました。

 ♪手遊び歌 「もちっこ焼いて」は、「何つける?」と聞くと、「しょうゆ」、「のり」の声がでて、「おいしかろ~」と歌いました。その後、「みたらし」と答える子もいて、「渋い、良く知ってるね」と感心しました。

 絵本 「ゆきふふふ」は、小さい絵本で、子どもたち、どんどん前に出て来て、雪の絵本を楽しみました。

 絵本 「てぶくろ」は、手袋の中にいろんな動物が入り込み、その度に「どうぞ!」と言うのですが、その響きが気に入ったようで、ページをめくる毎に、今か今かと待っている子どもたちは、声を揃えて「どうぞ!」と、絵本に向かって声を掛けました。そして、「何匹、入ってるよ。」と確認していました。「てぶくろ」の世界に、難なく入れる子どもたちの想像力の素晴らしさを実感しました。

 ♪季節の歌 「おおさむこさむ」、寒い日にピッタリの歌に、子どもたち、縮こまって寒そうに歌いました。その様子が、とっても愛らしくて繰り返し歌いました。

 お土産は、会員Sさんの力作、お正月用の「鶴のポップアート」でした。二つに折られた色紙を開くと、羽が二重になった豪華な鶴が・・・。お正月飾りで、子どもたち、大喜びでお持ち帰りしました。

 今年も、楽しい「おはなし会」を届けられますように。

☆プログラム☆

♪手遊び 「ろうそく、ぱっ~」                 

♪手遊び 「たまごをぽ~ん」                

 おはなし「おそなえもち」 -日本の昔話ー              

     「語れやまんば第1集」 藤田浩子再話 藤田浩子の語りを聞く会編・発行

 紙芝居 「おひさま、あけましておめでとう!」         

     すとうあさえ脚本 中谷靖彦絵 童心社

♪手遊び歌 「もちっこ焼いて」         

 絵本 「ゆきふふふ」            

     ひがしなおこさく きうちたつろうえ くもん出版

 絵本 「てぶくろ」-ロシアの昔話-           

      エウゲーニー・M・ラチョフえ うちだりさこやく 福音館書店 

♪季節の歌 「おおさむこさむ」 -わらべ歌-         

♪手遊び 「ろうそく、ふっ~」                

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