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中央図書館幼児向けおはなし会 2020年7月4日

 2020年7月4日(土)は、世田谷区立中央図書館幼児向けおはなし会でした。

 2月以来、コロナ緊急事態宣言で、図書館活動の中止、閉館が続き5か月振りの開催となりました。

 3密を避けるため、先着5組のみの参加になりました。司書の方が入り口で、5組の親子さんに入場してもらい、何組かの方々にはご遠慮いただいたようで胸が痛みました。

 5組の親子さんは、5名のママたちと、幼児のお子さんたち8名の13名の参加でした。椅子を2mずつ離し、読み手もマスクをして、なるべくお子さんたちから遠くに配置をしました。

 カーテンに、お星さまと吹き流しのセット、北斗七星やたくさんの星々を飾り、七夕さまのお部屋になりました。短冊にお子さんたちの願い事を書いてもらい、笹の葉に付けました。折り紙の彦星&織り姫も飾りました。

 元気のよい男の子、「紙芝居! 紙芝居! 何かな~!」と歌うように声を上げました。「おはなし会」を 待っていてくれたのでしょう。

 ♪手遊び 「ろうそく、ぱっ~」、♪手遊ぎ「たまごをぽーん」も楽しそうに歌いました。「たまごをぽーん」で、お料理名を当てると、皆で拍手して当たった子は嬉しそうでした。 

 お待ちかねの紙芝居「こぎつねたっくんのたなばたさま」は、七夕のお星さまに願い事をしたこぎつねたっくんときっこちゃんの物語。願いは叶ったのでしょうか? 皆、どんどん前に出てくるくらいおはなしに引き込まれていました。 

 ♪季節の歌「たなばたさま」は、ちゃんと歌詞も知っていて、皆が上手に歌うので驚かされました。昔の言葉で、難しいのにです。幼稚園や保育園でも歌っているのでしょう。

     ♪ 笹の葉さらさら のぎばにゆれる お星さまきらきら きんぎん 砂子

       五しきのたんざく わたしがかいた お星さまきらきら空から みてる

 ♪手遊び「ピッピとチッチ」は、指に2羽の小鳥をつけて、「ピッピとチッチ」と歌います。

「とんでけピッピ」と指を背中に回すと、あら不思議!ピッピが消えました。

「おかえりピッピ」で指を戻すと、あら不思議!ピッピが指に戻っています。

子どもたち、「ええっ、なんで?」と大はしゃぎ。もう一度繰り返しもらって、背中も見せてもらって、理解できたかしら? 分かった子と不思議のまんまの子といたような~。

 絵本「やすみのひ」は、自粛生活で、お休みが多かった後に読むのにぴったりの絵本。

時計さんがお休みすると? ほうきさんがお休みすると? 皆が一番喜んだのは、お化けさんがお休みすると、「映画館に行ってホラー映画を観てこわがる」でした。

 ♪童謡「赤い鳥小鳥」は、手袋の指から作られた赤い鳥、白い鳥、青い鳥、黄色の鳥が登場して、歌いました。   ♪あかいとり ことり なぜなぜ あかい あかいみを たべた

 それぞれの色の実がたくさんついた緑の葉っぱのレイに、小鳥たちが 飛んで行って、実をついばむと、

その色の鳥になるのです。でもそのレイには黄色の実はないのです。どうしよう?

 でも、大丈夫!ちゃんと黄色の実のついたレイもありました。安心しましたね。子供たちの顔もほっとしたような。

 アッと言う間の30分、梅雨時にぴったりの絵本「おじさんのかさ」(佐野洋子作)も用意していましたが、残念、時間切れで今回は、読めませんでした。

 ♪手遊び 「ろうそく、ふっ~」、心にしまってあったろうそくを出して、「ふっ~」と消してもらいました。

 短冊を持って帰ってもらいました。3本あった笹の葉もお持ち帰りいただきました。

 七夕の飾りも、図書館に差し上げ、玄関脇のショーケースに飾っていただきました。

☆プログラム☆

♪手遊び 「ろうそく、ぱっ~」 

♪手遊び「たまごをぽーん」                

 紙芝居「こぎつねたっくんのたなばたさま」           

      茂市久美子作 津田直美画 教育画劇

♪季節の歌「たなばたさま」                   

     権藤はなよ作詞 林柳波補詞 下総皖一作曲

♪手遊び「ピッピとチッチ」            

 絵本「やすみのひ」     

     小池壮太作 ブロンズ新社             

♪童謡「赤い鳥小鳥」 北原白秋作詞 成田為三作曲

♪手遊び 「ろうそく、ふっ~」     

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