中央図書館 乳幼児向けおはなし会 2022年7月
2022年7月17日(日)は、「世田谷区立中央図書館 乳幼児向けおはなし会」でした。
曇り空から晴れ間が出てきたお天気の中、赤ちゃん4名、乳幼児7名、お父様お母様方7名がおはなしの部屋に、賑やかに入ってきてくださいました。
おはなし会が始まるまでの間に、「グーチョキパーで何作ろう」をしました。「チョキとグーでカタツムリ!」と言ってくれた男の子がいたので、「食べ物だったらソフトクリームになるよ!」と言うと、「面白い!」と笑ってくれました。「パーとパーはサンドイッチ!」と続いたので「グーとグーは、ドラえもん!」と言うとすかさずその男の子が「食べ物じゃない!」とツッコミを入れてくれました!
「グーとグーにしてから...ろうそくを灯しますよ~!」と言って、灯したろうそくを胸の中にしまったら、おはなし会の始まりです。
恒例の手遊び「たまごをポーン」では、「生卵」、子供たちにはわからないのでパパに聞いたらまさかの「わかりません!」のお答えが...!ママに聞いたら「生卵」と笑って答えてくれました!目玉焼き、たまご焼き、ゆで卵は、小学生の女の子がサクッと答えてくれました。ホットケーキは、ケラケラ笑っていた男の子がいきなり「ホットケーキ!!」と大きな声で答えてくれました。みんな満面の笑顔でホットケーキを食べる真似をしてくれました!
絵本「すいかくんがね」は、すいか割りをしているのですが、スイカが上手によけてなかなか割れません。スイカ自身も、「下手だな~!」とあきれています。でも「ボゴ!」と勢いよく当たると、すいかは喜んでパッカーン!と割れてくれました。美味しそうなすいかに、みんなも「美味しそ~」と思わず声が出ていました。
人形遊び「おつかいありさん」は、会員手作りのありさん6匹を登場させて、歌いながら「こっつんこ!」させました。可愛いありさんに、子ども達、喜びながら大きな声でしっかり歌ってくれました!
紙芝居「ゆかいなうみのなかま」は、海の生き物をクローズアップした写真を見せて「これな~に?」と聞くのですが、結構難しいものが多く、エビも伊勢海老だったり、(美味しそ~!という声がパパやママたちの口から飛び出しました!)ヒトデも、裏側の写真だったり...。難しいものがまた出てきて、パパやママたちも首をひねっている中、「梅干しイソギンチャク!」と正確な答えを出してくれた子がいて、パパから思わず「さかなクンみたいだ!」のお声をいただきました。美味しそうな海の仲間を堪能した後に、手遊び「アジの開き」をしました。「あ」のつくお魚、知ってる?と聞くと「あさり」のお答えがありましたが、ちょっと開きにはできないから...と言ってアジの開きから始めました。最後は大きなクジラの開きを作って「ドッカ~ン!」と元気な声が弾けました!
明日は海の日なので、また海の絵本「うさぎちゃん うみへいく」を読みました。うさぎちゃんは潮だまりで小さい人魚と出会います。人魚と一緒に海に入って海の中を案内してもらい、最後は元の所に送り返してもらうというおはなしですが、海の中の生き物を、みんなイカ、クラゲ、タコ、アナゴ!と言ってくれましたが、やっぱりなんだか美味しそうなものがいっぱいあるね!ということになりました。
お次は「浦島太郎」の歌を、紙芝居のように絵を見ながら歌ってもらいました。「今の絵本はうさぎちゃんが人魚に海に連れて行ってもらった話しだけど、亀に竜宮城まで連れて行ってもらった人知ってる?と聞くと「浦島太郎!」とすぐに小学生の女の子が答えてくれました。
「む~かし~、む~かし~、うらし~まは~、」から始まる歌を最後の「た~ちまち太郎はおじ~さん」まで歌うのですが、良く知っているパパやママたちが、一緒に童心に返って楽しんで歌ってくれました。
季節の歌は、やっぱり「海」です。子供たちもよく知っている歌なので、全員で元気よく歌ってくれました!
胸にしまったろうそくの火を吹き消して、おはなし会は終わりました。
今日のお土産は、折り紙で作った「口がパクパク動くお魚とパカっとと開く貝」です。それぞれ好きな色を選んで持って帰っていただきました。
また、可愛い笑顔を見せに来てくださいね!お待ちしております!
☆プログラム☆
♪手遊び 「ろうそくパッ」
♪手遊び 「たまごをポーン」
絵本 「すいかくんがね」 とよたかずひこ作 童心社
人形遊び「おつかいありさん」 作詞:関根栄一 作曲:團伊玖磨
紙芝居 「ゆかいなうみのなかま」監修:岸井勇雄 中田英義 指導:阿部義孝
♪手遊び 「アジの開き」
絵本 「うさぎちゃん うみへいく」 せなけいこ作 金の星社
♪歌遊び 「浦島太郎」 唱歌 作詞・作曲不詳
♪季節の歌「うみ」 唱歌 作詞:林柳波 作曲:井上武士
♪手遊び 「ろうそくフッ」
Comments