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深沢図書館おはなし会 2022年7月第4週

 2022年7月27日(水)は、深沢図書館おはなし会でした。

 今日は「子ども読書リーダー講座」2日目の読み聞かせ実習とコラボレーションしてのおはなし会になりました。

 暑い中、幼児2名、児童9名、保護者3名の参加がありました。夏休みに入ったこと、実習生が近隣の等々力小学校と深沢小学校の児童だったからでしょうか、学童の参加が多くありました。

 実習生は5年生2名(女子、男子)、6年生1名(男子)でした。読書リーダー講座に参加する子どもたちなので、本や図書館に親しんでいるのだと思います。読み聞かせをする絵本は、皆さん自宅から小さい頃からのお気に入りの絵本を持って来ていました。


☆プログラム☆

 ♪ 手遊び 「ろうそく、ぱっ~」


【子ども読書リーダー 絵本の読み聞かせ】

 ① 「うみにいったライオン」 垂石眞子さく 偕成社

 ② 「なんにもできなかったとり」 刀根里衣著 NHK出版

 ♪ 指遊び 「一本橋」(深沢図書館司書による)

 ③ 「どうぞのいす」 香山美子作 柿本幸造絵 ひさかたチャイルド


【「おはなしたまごの会」のおはなし会」】

 ♪ 手遊び 「たまごを ポーン」

 ☆ 素話 「カジカ屏風 -日本の昔話-」

   『佐久間クラ子の語り』 日本民話の会編 悠書館

 ☆ 絵本 「あたごの浦 ―讃岐のおはなし」

    脇和子,脇明子再話 大道あや画 福音館書店

 ♪ 手遊び 「ろうそく、ふっ」


 実習生の皆さんは、始めは緊張ぎみでしたが読み始めると、常連の3歳の男の子が「おもしろそうだね」と声を上げてくれ、心強い後押しになったようです。

 聴き手の子どもたちは、お兄さん、お姉さんたちが読んでくれる喜びもあって、しっかり見て聴いていました。実習生が選んだ本はいずれも絵が良く、遠めが効くものでした。また内容も他者を思う優しい心が、それぞれの視点で語られているものでした。

 学童の参加が多かったので「カジカ屏風」を、再話をし直し5分に縮めて語りました。居場所を守ってくれた長者を、カジカ(蛙)が白屏風の絵になって助ける、ほっこりした昔話です。久しぶりの素話でしたが、幼児も含めて驚くほど熱心に集中して聞いてくれていました。

 絵本「あたごの浦」は、たい、たこ、ふぐ等 海の生き物たちの楽しい演芸会のお話でした。

 時間をオーバーし、また学童向きの内容のおはなし会になりましたが、みなさん最後までしっかり付いて来てくれました。

 今日のお土産は、色紙で作った丸くなる「スイカの団扇」でした。皆さん喜んでくださいました。

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