深沢図書館おはなし会 2025年1月第4週
2025年1月22日(水)は、世田谷区立深沢図書館でのおはなし会でした。
一雨ごとに暖かくなる言葉どおりに、大寒から暖かい日が続き、当日も穏やかで温かい日になりました。
開始時間には常連の双子ちゃんが待っていてくれ、少し遅れて姉妹が参加して、学童3名、幼児1名の全部女児での会になりました。
☆プログラム☆
♪ 手遊び「ろうそく ぱっ」
♪ 手遊び「たまごを ポーン」
★ 詩 「だっぴ」へびいちのすけ
『のはらうた Ⅳ』工藤直子詩 童話屋
☆ 絵本 「ゆきむすめ」内田莉莎子再話 佐藤忠良絵 福音館書店
★ 歌 「こんこんくしゃんのうた」香山美子作詞 湯山昭作曲
★ 絵本 「おうむとあみもの」マックス・クルーゼ原作
ヒルデ・ヘイドゥック-フート絵 藤田圭雄訳 至光社
☆ 絵本 「ゆうかんなアイリーン」
ウィリアム・スタイグ作 おがわえつこ訳 セーラー出版
♪ 手遊び「ろうそく ふっ」
参加者の年齢層が揃っていたこと、女の子向きの絵本が重なったことで、落ち着いたおはなし会になりました。
「ゆきむすめ」は、初めて聞くお話だったようでした。子どもの居ないおじいさんとおばあさんが、雪で女の子を作ると突然動き出します。が、温かくなると…。絵がはっきりしていて引き込まれ、皆じっと耳を傾けて聞いていました。
「おうむとあみもの」は、とても珍しいお話でした。編み物好きなティナは、せっせと楽しく編み続けます。傍に居るおうむは「いつまで、せっせこあむつもり」と問いながら見ています。冬になり、おうむが病気になって羽根が抜け落ちてしまいます。そこで、ティナがせっせこ編んだのは、おうむの「ようふく」でした。カラフルな絵とリズムのある文で、心地良い余韻のあるお話でした。
「ゆうかんなアイリーン」 アイリーンは、大雪の中を、病気のおかあさんに代わって、ドレスを届けに行きます。ドレスが風で飛んでいってしまったり、自分も怪我をしてしまうアクシデントもありますが、勇気をもって仕事をやり遂げます。
「たまごを ポーン」の手遊びから、最後の絵本まで楽しく過ごせました。
「皆、熱心に聞いていましたね」と司書さんが声を掛けてくださいました。
お土産は、会員のOさんの作った色紙を組んだ重ね箱でした。
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