中央図書館乳幼児向けおはなし会 2017年2月
2017年2月19日(日)は、世田谷区立中央図書館乳幼児向けおはなし会でした。
幼児園生年中さんくらいの女の子4人が、ちゃんと並んで正座して聞いてくれました。後ろでは、パパお一人がニコニコしながら、見ていてくれました。
おはなし「にんじんさんがあかいわけ」は、熱いお風呂に飛びこんだ「ごぼうさん」の時には、「あちっ!!!」とお顔をしかめていました。我慢して入っていた「にんじんさん」、水で薄めた「だいこんさん」の時には、皆な一緒ににっこりしました。
絵本「いちご」は、雪をかぶったいちごの苗から、少しずつ成長して、蕾から花が咲いて、実がなって、緑から赤くなり、熟れてきました。最後は籠いっぱいの「いちご」に思わず、手を伸ばして、むしゃむしゃと食べました。
大型絵本「おやおや、おやさい」は、いろんな野菜が、マラソン競争をします。セロリは、そろり、そろりと・・・と言う風に、擬音語を使ったり、語呂合わせをしていきます。途中でそれに気づいた子どもたち、「ダジャレだ、ダジャレだ!!!」と楽しそう。皆な、団子になって体も揺れました。
♪「いっぽんでもニンジン」は、それぞれの絵を描いて、カードのようにして見てもらいました。「二足でもダンダル」で、10まで続きます。さっきまで、「ダジャレだ」と言っていた子たちでしたが、こちらの歌は、ちょっと難しかったかもしれません。ちょっと静かになってしまいました。
絵本 「ふゆめがっしょうだん」は、冬の木立ちの写真集です。枯れ木のようにみえても、節々に、木の芽が出ていて良く見ると、人の顔や、動物の顔に見えます。「みんなは」、「木の芽だよ」と一緒に歌います。「ぱっぱっぱっぱっぱっ~(ソレミフォソ~)」、「ぱっぱっぱっぱっぱっ~(ソファミレド~)」は、皆な、楽しそうに、本当ににこにこして歌いました。
お土産には、折り紙の「いちご」が、ありました。子どもの手の平に乗っかる本物みたいないちごです。皆な、お手手に乗せて、そっと帰って行きました。
☆プログラム☆
♪手遊び「ろうそく、ぽっ~」
おはなし「にんじんさんがあかいわけ」-日本の昔話-
同名絵本 松谷みよ子文 ひらやまえいぞう絵 童心社
♪手遊び「いちじく、にんじん~、ほい」
絵本「いちご」
同名絵本 平山和子さく 福音館書店
大型絵本「おやおや、おやさい」
同名絵本 石津ちひろ文 山村浩二絵 福音館書店
♪「いっぽんでもニンジン」
前田利博作詞・佐瀬寿一作曲
絵本 「ふゆめがっしょうだん」
同名絵本 富安忠夫・茂木透写真 長新太文
「かがくのとも」202号 福音館書店
♪手遊び「ろうそく、ふっ~」