中央図書館 大人のためのおはなし会 第16回 2017年10月
2017年10月20日(金)は、「世田谷区立中央図書館 大人のためのおはなし会」でした。
小雨が降り、気温も13度という10月とは思えない寒さの中、6人の方が聴きにいらしてくださいました、ありがとうございました。
テーマ「秋の実り」に添って、美味しそうに籠にもられた羊毛フェルトで作ったリンゴや柿、ザクロ、梨、栗、銀杏が、いらして下さった方々の目を引きました。さてさて、どの果物がどのおはなしに入っているでしょうか。(全部入っていますよ)
「秋、実り、収穫」と聞くと、日本では稲の刈り入れなど秋のイメージですが、ミレーの「落穂拾い」は、小麦の収穫の様子を描いた画なので、実は夏の画なのです。日本でも麦秋という言葉がありますね。ミレーは友人から連作「四季」の注文を受けて「葡萄畑にて、春」、「落穂拾い、夏」、「林檎の収穫、秋」 「薪集め、冬」を描きました。
今回のマイヤース景子先生のお話は、収穫という語感から、だれもが知っているミレーの「落穂拾い」に関わるものでした。
☆プログラム☆
テーマ:秋の実り
ぬか福と米福 -日本の昔話-
「おはなしのろうそく13」 東京子ども図書館再話・発行
ペルセポネの物語 -ギリシア神話-
「365日のベッドタイム・ストーリー」クリスティーヌ・アリソン編著 高橋啓訳 飛鳥新社
いちょうの実 -創作-
「宮沢賢治全集 新装版2 ふたごの星」 宮沢賢治著 岩崎書店
-休憩-
さるとかに -日本の昔話-
「子どもに語る日本の昔話2」 稲田和子・筒井悦子編著 こぐま社
ホレおばさん -グリムの昔話-
「おはなしのろうそく15」 東京子ども図書館訳・発行
三枚のお札 -日本の昔話-
「おはなしのろうそく5」 稲田浩二・和子編著 東京子ども図書館