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中央図書館「大人のためのおはなし会 第18回」 2018年2月

 2018年2月16日(金)は、世田谷区立中央図書館「大人のためのおはなし会」でした。 立春を過ぎやっと陽射しは明るくなってきましたが、当日は冷たい空気が肌を刺すような日でした。

 今年は北陸や東北地方は豪雪に見舞われ、日常生活もままならない状況が続いています。東京でも雪が2回降りました。

 会の初めにマイヤース景子先生が、雪にまつわるお話をしました。中谷宇吉郎博士は、「雪は天から送られた手紙である」という素敵な言葉を残しました。雪の結晶は、生まれたばかりの時は0.1mm以下の六角柱で、降ってくる途中の気象状態を反映しながら様々な形に成長して地上に到達します。雪を観察することで、上空の温度や水蒸気量が分かることを指して、「天からの手紙」と言っているのです。

 今回は寒い中を6人の方にお出掛けいただき、体の中から温まるおはなし、相手を思いやる温かい心のおはなし等々、心も体も温まるおはなしを楽しんでいただきました。

テーマ:心・体が温まるおはなし

☆プログラム☆

くぎスープ -スウェーデンの昔話-                    

     「世界のむかしばなし」 瀬田貞二訳 太田大八絵 のら書店

おばあさんが、はねぶとんを手にいれた話 -創作-   

     「あたまをつかった小さなおばあさん」

         ホープ・ニューウェル作 松岡享子訳 山脇百合子画 福音館書店

仙人のおしえ -日本の昔話-                         

     「日本の昔話5 ねずみのもちつき」 おざわとしお再話 赤羽末吉絵 福音館書店

                     -休憩-

花咲き山 -創作-                             

     「ベロ出しチョンマ」 斎藤隆介作 滝平二郎絵 偕成社

ボタンインコ -創作-                             

     「ムギと王さま」(ファージョン作品集3)エリナー・ファージョン作 石井桃子訳 岩波書店

四人のアブダラ -アラビアの昔話-                     

     「人魚の本」(世界の民話館)

        ルース・マニング=サンダーズ〔編〕著 西本鶏介訳 ブッキング

                                             次回は2018年4月20日(金)の予定です。

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