中央図書館「大人のためのおはなし会第20回」2018年6月
2018年6月15日(金)は、世田谷区立中央図書館「大人のためのおはなし会第20回」でした。今回は図書館1F「おはなし室」での2回目の開催となりました。
梅雨に入り、朝から降り続く雨にもかかわらず、「おはなし」が聞きたくてと、駆けつけてくださった方々、本当にありがとうございました。
最初のマイヤース景子先生のおはなしは、今日のテーマ「動物ばなし」に因んで、外国の十二支についてでした。チベットやタイ、ベトナムでは、なんと兎の代わりに猫が、モンゴルでは、虎に代わって豹が入っているのだそうです。猪は、日本だけで、他の国では豚になると言うので、皆さんから笑いが起きました。「『私の干支は、豚です。』なんて言えないわ。」と言う声も聞こえました。
さて、今日の「おはなし」には、何種類の動物が登場するでしょうか?
前半は、
ヒョウとネコ・・ネコは先生役でしたが、体の大きいヒョウは怖い。木登りは、教えたけれど?
オオカミとヤギ・・嵐の夜の会話がまるで落語のよう、たまらなくおかしい!
トラネコ・・何と、策を授けて貧乏和尚さんを助けるのです。
後半は、
マメジカ・・如何に、サル、トラ、ゾウを出し抜くかが見もの。
ネコ・・女の子達がそれぞれ家にやって来て、ネコの王様に助けられるのですが・・・。結果は?オンドリ、ロバも登場。
カエル・・宮沢賢治独特の世界に引き込まれて行きます。
テーマ:動物ばなし
☆プログラム☆
ネコとヒョウ -中国の昔話-
「子どもに聞かせる世界の民話」 矢崎源九郎編 実業之日本社
あらしのよるに -創作-
「あらしのよるに」 きむらゆういち著 小学館
猫檀家(ねこだんけ) -日本の昔話-
「松谷みよ子のむかしむかし2」 松谷みよ子再話 講談社
-休憩-
まめじかカンチルが穴に落ちる話 -インドネシアの昔話-
「おはなしのろうそく 8」 松井由紀子 再話 東京子ども図書館編・出版
ねこの家 -イタリアの昔話-
「子どもに語るイタリアの昔話」 剣持弘子訳、再話 こぐま社
かえるのゴムぐつ -創作-
「宮沢賢治新装童話全集2 -ふた子の星」 宮沢賢治著 岩崎書店
次回は2018年8月17日(金)の予定です。