中央図書館 乳幼児向けおはなし会 2019年10月
2019年10月20日(日)は、世田谷区立中央図書館 乳幼児向けおはなし会でした。
寒さが和らいだ曇り空の中、2人の赤ちゃんと6人のお子様方、8人のお父様お母様方がおはなしの部屋に入ってくださいました。
胸の中にろうそくの火を灯して、おはなし会が始まりました。
最初は、恒例の手遊び「たまごをポーン」です。たまごを1つずつ割ってお料理を作っていきます。一番難しい「なまたまご」は、ちょっと大きいおねえちゃまが答えてくれました。その後はちょっと大きなおにいちゃまたちがサクサクと答えてくれました。最後の「ホットケーキ」みんな本当に食べているみたいに美味しそうに食べる真似をしてくれました。
おはなし「大かぼちゃ」は、貧しい人に、お金持ちが豆1粒しか恵んであげなかったのに、その豆を一生懸命育てたら立派なかぼちゃになり、中から「ピーヒャラ」素敵な音楽が流れてきたので評判になり、たくさんの人が訪れてお賽銭がたくさん入ったら、お金持ちの人が怒ってそのかぼちゃを持って帰ると、もう音楽は流れず中には豆1粒しかはいってなかったというおはなし。みんな、不思議なおはなしの世界に引き込まれていました。
手遊び「おてらのおしょさん」では、みんなでかぼちゃの種を撒いて、花が咲いたら実がなった!ところで、今度はみんなでじゃんけんをしました!「グーには、何がか勝つ?」「チョキには何が勝つ?」と聞くとちょっと大きなおにいちゃまが即答で答えてくれました。じゃんけんしたら、「勝った!」「ひきわけ~!」といろんな声が飛び交いました。
紙芝居「げんきなかぼちゃ」は、おじいさんが畑でかぼちゃを育てていたら、たぬきやウサギやくまさん達が手伝ってくれてたくさんのかぼちゃが出来たのですが、収穫すると大きなかぼちゃが転がって...!最後は無事にかぼちゃのパーティーが開かれました。「みんなはどんなかぼちゃ料理が好き?」と聞いたら「かぼちゃのプリン」が一番人気でした!
手遊び「なんのあき?」は、「グーとグーで、スポーツの秋」「チョキとパーで...」と言ったらすかさずちょっと大きな男の子が「食欲の秋!」と言ってくれました。
「おなかがすいたよ ジョーンズさん!」は、ジョーンズさんの牧場にいる動物たち、牛やぶたや、七面鳥や犬や猫まで、「おなかがすいた~!」と言ってます。ジョーンズさん、大忙しでそれぞれに餌を与えます。牛には牧草、馬には...とそれぞれ与えるのですが、ちゃんと餌が何かこちらが言う前に分かってるおにいちゃまがいて、みんなびっくりしてしまいました!
季節の歌「どんぐりころころ」を素敵なハーモニカの音色に合わせてみんなで元気に歌いました。良く知っている子もいて、大きな声で歌ってくれました!
ろうそくを吹き消して、おはなし会は終わりました。
今日のお土産は、折り紙で作ったハロウィンのキャンディ入れです。「これからピクニックに行くんだ!」と嬉しそうに言ってくれたお子様もいました!
また、可愛い笑顔を見せに来てくださいね!お待ちしております!
☆プログラム☆
♪手遊び 「ろうそくパッ」
♪手遊び 「たまごをポーン」
おはなし「大かぼちゃ」 日本の昔話
「寺村輝夫のむかし話 ほらばなし」 あかね書房
♪手遊び 「お寺のおしょさんが」
紙芝居 「げんきなかぼちゃ」 脚本いちかわけいこ 絵長谷川知子 童心社
♪手遊び 「なんのあき?」 ぼくときみ作
絵本 「おなかがすいたよジョーンズさん!」
さく リチャード・スキャリー やく 木坂涼 好学社 ♪季節の歌「どんぐりころころ」 作詞 青木存義 作曲 梁田 貞
♪手遊び 「ろうそくフッ」