中央図書館 乳幼児向けおはなし会 2020年8月
2020年8月16日(日)は、世田谷区立中央図書館 乳幼児向けおはなし会でした。
猛暑の中、赤ちゃん2人、乳幼児5人、お父さまお母さま方6人の方々が「ここは涼しい!」と言いながら入って来てくださいました。
ろうそくを胸の中に灯したら、おはなし会の始まりです!
手遊び「たまごをポーン」では、小さいお子様方が多かったので「生たまご」がなかなか出てきませんでした。「パパは、わかりますか?」と聞きましたら、突然のご指名に驚きながらも「生たまご」と答えていただきました。その後は目玉焼き、たまご焼き、と順調に女の子たちが答えてくれて、最後の「ホットケーキ」は、ちょうどホットケーキが表紙に描いてある絵本を持っている男の子が、その絵本を見せながら「ホットケーキ!」と答えてくれました!
大型絵本「ありとすいか」は、大きなスイカを見つけたありさんが持って帰れないので仲間を呼びに行きます。ありさんのおうちに行くとありさんのおうちは、お部屋がたくさん!
チョコレートのお部屋、キャンディのお部屋、宝物のお部屋等々...!みんなはスイカを持って帰るために大勢で行きました。スイカの下に棒を置いて、テコのようにして「よいしょ!よいしょ!」みんなも一緒に声を出して応援してくれましたが、びくともしません。スコップで掘り出してスイカのかけらをそれぞれが持って帰ることにしました。アリさんのおうちはたちまちスイカだらけ!キャンディのお部屋もチョコレートのお部屋もスイカでいっぱいになってしまいました!ただ、1つだけスイカが入ってないお部屋がありました。「どのお部屋?」と聞いたら「宝物のお部屋!」と、すぐ答えが返ってきました!
手遊び「すいかわり」では、ありさんの小さなスイカ、おさるさんの中くらいのすいかをパカッと割った後ぞうさんの大きなすいかを割ろうとしたら、1回目も2回目もまだ割れません。3回目でみんな「えい!」と力を込めて腕を振ったら見事に割れて、みんな大喜びで美味しそうに食べるふりをしてくれました!
絵本「ぺんぎんたいそう」では、ペンギンさんと一緒に手をパタパタ、足を「いっちに、いっちに」と動かして、「頭をおなかにつけて!」で、私たち大人は全くつかないのですが、お子様方は難なくペタ!としてくれました!小さなジャンプはちょん!大きなジャンプはパパやママに持ち上げてもらってかわいい笑顔が弾けました!最後は可愛くおしりを振ってくれました。
季節の歌は「おつかいありさん」です。最初はみんなに普通に歌ってもらい、次はありさんのお人形が登場!「あんまりいそいで こっつんこ」とお人形さんが「こっつんこ」します。最初に私たちスタッフがやった後、「やりたい人!」と聞くと1人の女の子が「はい!」と手を挙げて前に出てきてくれました!そして可愛くありさん人形を「こっつんこ!」してくれました。他のお友達も、お席に座ったままありさん人形を「こっつんこ」してくれましたよ。お父さまお母さま方も童心に帰って歌ってくれました!
おはなし「くらーいくらいおはなし」では、「くらーいくらい」館の「くらーいくらい」所を通り、「くらーいくらい」戸棚の中に「くらーいくらい」箱があり、その箱を開けてみると...!凄い勢いで何かがたくさん飛び出してきました!みんなも目が釘付けになっていました!出てきたものは「胸パッチン」!牛乳パックと輪ゴムでできています。みんなに拾ってもらい、1つずつ持って帰っていただきました。みんな不思議そうに胸に当てて飛ばしていました。
胸の中にしまっていたろうそくを出して、みんなでふっと吹き消しておはなし会は終わりました。
最後におまけで、紙の筒を見せて「何がでてくるかな~?『ちちんぷ~いぷい!』てみんなで言ってみて!」と言って、みんなの「ちちんぷ~いぷい!」に合わせて出てきたのは、折り紙で作ったすいか、ひまわり、花火でした。
みんなに好きなものを選んでもらい、持って帰ってもらいました。
コロナ禍でしばらくお休みしていたので、可愛いお子様方に久しぶりにお会いすることができて本当に嬉しく思いました。来月もありますので、どうぞ皆さま、お身体にお気をつけて是非またいらしてくださいね!お待ちしております。
☆プログラム☆
♪手遊び 「ろうそくパッ」
♪手遊び 「たまごをポーン」
大型絵本「ありとすいか」 たむらしげる作 ポプラ社
♪手遊び 「すいかわり」 ぼくときみ作
絵本 「ぺんぎんたいそう」 齊藤槙さく 0.1.2えほん 福音館書店
♪季節の歌「おつかいありさん」 関根栄一作詞 團伊玖磨作曲
おはなし「くらーいくらいおはなし」-創作-
ルース・ブラウン作・絵 深町真理子訳 佑学社
♪手遊び 「ろうそくフッ」