中央図書館幼児向けおはなし会 2020年9月
2020年9月5日(土)は、世田谷区立中央図書館幼児向けおはなし会でした。
コロナ禍の中、限定5組の参加予定でしたが、最後に飛び込んでいらしたご家族もいらして、パパママたち7名、お子さまたち8名の参加になりました。皆さま、マスクをして、手も消毒して準備万端でした。
♪手遊び「ろうそく、ぱっ~」は、いつものように、両手でグーをしてろうそく立てに見立て、「ぱっ」で人差し指を立てて、火を灯します。皆な、真剣に灯してくれました。
♪手遊び「たまごをぽーん」は、毎回繰り返していますが、参加メンバーが違うと、色んな反応が返ってきて楽しいです。初めの答え「生卵」は、お子さんには難しいらしく、ママに答えてもらいました。息子さんが、「ママ、やった~!」と嬉しそうでした。それで、張り切って、次の答えを大声で言ってくれたのですが、残念! それは最後の答えなので、早すぎましたね。きっと、今、一番食べたかった物だったのね。
おはなし「おだんごぱん」は、ロシアの昔話。おじいさんが、美味しいものが食べたくなって、おばさんに「おだんごぱん」を作ってほしいと頼みます。おばあさんが粉箱をごしごしかいて、集めた粉にクリームを入れて、バターでおだんごぱんを焼きました。
そこで、まん丸いおだんごぱんの指人形が登場しました。おだんごぱんは転がって逃げて出し、ウサギやクマに出会いましたが、歌を聞かせて逃げて行きました。そのうち、女の子が語り手から指人形を取って、持って行ってしまいました。自分でも演じたいと思ったのでしょう。ママが戻してくれましたが、その後、何人もの子たちが、前に出て来ておだんごぱんに触っていきました。それでもおはなしは進み、キツネがおばんごぱんのお歌をほめ、次は鼻の上で、それから舌の上で歌ってくれとたのみました。得意になったおだんごぱんが、キツネの舌の上に乗ったとたん、キツネは口を閉じ、ぱくっとおだんごぱんを食べてしまいました。指人形のおだんごおぱんも消えました。
♪手遊び「そばだんご」は、両手でそば粉をこねて、そばだんごを作ります。「一つと四つでそばだんご」は、片手の指1本をたて、もう片手の指は4本立てます。「二つと?つでそばだんご」は?
数遊びなのですが、すぐ出来る子と、「う~ん」と考え込んでしまう子と、分かっても指がうまく出せない子と様々です。年齢にも依りますよね。でも最後の「五つと五つで、そばまんじゅう!!!」で皆なのお顔がニコニコに。
パネルシアター「まほうのでんしレンジ」は、箱型バインダーで作った本物そっくりの電子レンジ登場です。そこにお皿を入れて、お歌♪「はらぺこ りんりん、はらぺこ りんりん ?(美味しいもの)がたべたいな」と歌うと、「ち~ん」とレンジのふたが開いて、あら、不思議!!! ?(美味しいもの)が出て来ました。
オムライス、エビフライ、カレーライス、♪手遊び「たまごをぽーん」で、「ホットケーキ!!!」と答えた男の子、「ホットケーキ」も出て来て嬉しそう。「ステーキ」は、出てこなかったけどね。今度、用意しておきますね。最後は、果物盛り沢山のパフェが出て来て、「美味しそう!!!」の声が聞こえました。皆で、モグモグといただきました。いっぱい美味しいものが出てきたので、あっという時間が過ぎてしました。予定していた大型絵本「おおきなかぶ」と♪手遊び「モグモグ」は、またの機会に。
♪手遊び 「ろうそく、ふっ~」でも、皆な、真剣なお顔で、ろうそくの火を吹き消しました。
お土産は、折り紙の浴衣2着のセット。会員のSさんのオリジナル。皆な、嬉しそうにお持ち帰りしました。
☆プログラム☆
♪手遊び「ろうそく、ぱっ~」
♪手遊び「たまごをぽーん」
おはなし「おだんごぱん」-ロシアの昔話-
せたていじやく わきたかずえ 福音館書店
♪手遊び「そばだんご」
パネルシアター「まほうのでんしレンジ」
たかおかまりこ原案 さいとうしのぶ作・絵
♪手遊び 「ろうそく、ふっ~」