中央図書館 乳幼児向けおはなし会 2021年4月
2021年4月18日(日)は、世田谷区立中央図書館 乳幼児向けおはなし会でした。
ポカポカ陽気のお天気の中、乳幼児6人、赤ちゃん2人、お父さまお母さま方8人が、
おはなしの部屋に入ってきてくれました。
始まるまで5分くらい時間があったので、「グーチョキパーでなに作ろう?」をしました。
ちょっと大きなお兄ちゃんが積極的に声を出してくれました。最後「グーとグーで...石!」と元気よくいってくれました!
お部屋の雰囲気が和んだところで、ろうそくを胸の中に灯して「おはなし会」が始まりました。始まりは恒例の手遊び「たまごをポーン」です。「なまたまご」は、ちょっと大きなお兄ちゃんがしばらく悩んだ後に答えてくれました。後は、順調にみんな元気に答えてくれて、最後のホットケーキは、小学生のお姉ちゃんがしっかりと自信をもって答えてくれました。おいしいホットケーキを食べたら次は絵本「ぐんぐんぐん みどりのうた」です。男の子が自分の畑に種をまいて、石ころをどかして、カラスにも負けないでひまわりやカブやリンゴ等を実らせていきます。文章は歌詞にもなっているので、リズム感のある、力強い絵本でした。子供たちも絵をよく見て、絵の感想を言いながら楽しんでくれました。
パネルシアター「はらぺこあおむし」は、みんなもよく知っている人気の絵本をパネルシアターにしたものです。あおむしが出てきた途端、「知ってる~!」と、ちょっと大きなお兄ちゃんとお姉ちゃんが言いました。進めていくと、あおむしが食べるものを出てくる前から「次りんご、次なしが2つ出てくる」と、数まで覚えてて、驚きました。最後にちょうちょになったところで、ちょうちょの羽の中の模様が「さっき出てきたリンゴに似てる!」と言ってくれました。子供たち、本当に絵をよく見てくれているのですね!
次は、あおむしつながりで手遊び「キャベツの中から」をやりました。お父さんあおむし、お母さんあおむし、と次々に出てきて最後はちょうちょになりました。「お姉さんあおむし」で、薬指だけを出すのが難しいのですが、小学生のお姉ちゃんは余裕でやってくれました!
紙芝居「のはらにね」では、うさぎさんが野原に花が咲いているのを見つけて喜んでいたら、たぬきさんも来て、みんなでお花をたくさん見つけて喜びあいます。ぽんぽこ、ピョンピョン、リズムが楽しい紙芝居で、子供たちも目を輝かせて見入っていました!
手袋人形遊び「うさぎのかくれんぼ」では、可愛いうさぎの手袋人形が出てきます。もう子供たちの目は、ハートになって「わ~!」と喜んでくれました!手袋の、それぞれの指の上にうさぎさんがいて、もう1つの緑の手袋を草むらに見立ててかくれんぼをします。親指のうさぎさんが「もういいかい?」と言うと小指のうさぎさんが「まあだだよ」と言い、もう一度聞くと、みんな草むらに隠れて「もういいよ!」といってから「かわいいかくれんぼ」の歌と共にうさぎさんを動かします。子供たち、あんまりうさぎさんが可愛いのでじーっと見入っていましたよ!ママたちからも、「可愛い!」のお声をいただきました。
マジックシアター「○△□」は、透明ファイルに○や△や□だけが出るようにつけて、さあ、なにかな?」と、「ずんずんちゃっちゃ」のリズムで少しずつ絵を出していきます。みんな競って「ひよこ!」「かたつむり~!」と言ってくれました。緑色の□は、横線が入っているだけでなかなかみんなわかりません。「カーテン?」「じゅうたん?」といろんな声が飛び交いました。全部見せると、なんとえんぴつ!みんな盛り上がってくれました!
季節の歌は「はるがきた」です。みんなよく知っている歌なので、可愛いいお声でしっかり歌ってくれました!「やっぱり、3番もあるんだ!」と、ちょっと大きなお兄ちゃんが言っていましたよ。
胸の中にしまっておいたろうそくをフッと吹き消して、おはなし会は終わりました。
今日のお土産は、折り紙で作ったちょうちょの指輪です。みんなに好きな色のちょうちょを選んでもらいました。
また、可愛い笑顔を見せにいらしてくださいね!お待ちしております。
☆プログラム☆
♪手遊び 「ろうそくパッ」
♪手遊び 「たまごをポーン」
絵本 「ぐんぐんぐん みどりのうた」 デービット・マレット文 オラ・アイタン絵
脇明子訳 岩波書店
パネルシアター「はらぺこあおむし」 原作/エリックカール 構成/月下和恵 Gakken
♪手遊び 「キャベツの中から」
紙芝居 「のはらにね」 脚本・絵 ひろかわさえこ 童心社
♪手袋人形遊び 「うさぎのかくれんぼ」
マジックシアター 「○ △ □」
♪季節の歌 「はるがきた」 作詞/高野辰之 作曲/岡野貞一
♪手遊び 「ろうそくフッ」
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