中央図書館 乳幼児向けおはなし会 2022年5月
2022年5月15日(日)は、世田谷区立中央図書館 乳幼児向けおはなし会でした。
雨が降りそうな雲が多い空模様の中、5人のお子様方と3人のお母さま方が「おはなしの部屋」に入ってきてくださいました。
ろうそくを心の中に灯したら、おはなし会の始まりです。恒例の「たまごをポーン」では、みんな恥ずかしがり屋さんでしたが、ママ達のサポートもあって、少しずつ声を出して答えてくれるようになりました。最後は「ホットケーキ!」と無事に答えて、みんなで美味しそうに食べる真似をしました。
絵本「わたしのワンピース」では、空から落ちてきた白いきれを拾ったうさぎさんがワンピースを作ります。そのワンピースを着てお花畑に行けば、ワンピースがお花模様に、その後も、行く場所によって小鳥模様になったりお星さま模様になったりもします!みんないろんな柄になるワンピースを見て、わ~っと思わず笑顔になっていました。おはなし会が終わった直後、なんと男の子が「この絵本、借りたい!」と飛んできました!読んだ絵本を気に入ってもらえて、読み手側もとっても嬉しく思いました。
手遊び「にぎりぱっちん」では、ちょっとむずがっていた女の子、「ピヨピヨピヨピヨ~!」と、淡いきれいな布地が手から出てきたら、ぴたっと止まって、あとはじ~っと見てくれて、ご機嫌もすっかり良くなりました!手遊びの威力、素晴らしいですね!
大型絵本「ねずみくんのチョッキ」では、ねずみくんのチョッキがとてもいいので、いろんな動物がやってきて、「ちょっと着せてよ」と言ってどんどん着ていきます。最後はゾウさんまで着てしまい、子ども達、「え~、似合わない」と言いながら、伸びきってしまったチョッキを見て心配顔に...。「お家に帰れば大丈夫だよ」と優しくねずみくんを慰めてあげたお兄ちゃまもいました。最後、ブランコになったチョッキを見てみんな嬉しい笑顔になりました!
手遊び「ピッピとチッチ」では、2羽のことりちゃんが飛んで行って消えてしまうのに、またすぐ戻ってくる手品のような手遊びで、みんな「あれ?」と一瞬キョトンとし、自分たちも椅子の下に隠れたりして、楽しんで見てくれました!
紙芝居「はらっぱでみつけたよ」では、ネコが原っぱにいるとさなぎを見つけます。ちょうどさなぎがアゲハ蝶になり、今度はアゲハ蝶と一緒にお散歩します。そこで「羽を上げて蜜を吸うからアゲハ蝶」とか、ナズナや猫じゃらし等の名前の由来も分かって、楽しいお散歩になるのですが、ママたちの方から「へ~!」というお言葉をいただきました。
変わり絵「ちょうちょ」は、葉っぱに小さな卵が描いてある絵を見せて、それを少しめくると青虫になり、それからさなぎになってちょうちょになるというように、紙をめくるとペラペラと絵が変わるというものです。最後ちょうちょになったら、まためくると卵が出てきて、エンドレスで続きます。みんなも青虫さんの格好になって見てくれました!
最後は「ことりのうた」を、ことりの指人形と一緒に歌ってもらいました。みんなも「知ってる~」と言って大きな声で元気よく歌ってくれました!
胸にしまっておいたろうそくを吹き消したら、おはなし会は終わりです。
今日のお土産は、形の変わる折り紙です。四角い座布団のような形の折り紙が5つついているのですが、ひねってみるとどんどん箱の形になっていくものです。全部箱の形にするのはちょっとコツがいるのですが、みんな器用に、少し教えたら出来るようになりました!
また、素敵な笑顔を見せに来てくださいね!お待ちしております!
☆プログラム☆
♪手遊び 「ろうそくパッ」
♪手遊び 「たまごをポーン」
絵本 「わたしのワンピース」 えとぶん=にしまきかやこ こぐま社
♪手遊び 「にぎりぱっちん」
大型絵本 「ねずみくんのチョッキ」なかえよしを作 上野紀子絵 ポプラ社
♪手遊び 「ピッピとチッチ」
紙芝居 「はらっぱでみつけたよ」 わしおとしこ作 あきくさあい絵 教育画劇
変わり絵「ちょうちょ」 「藤田浩子のおはなしの小道具セット3」 一声社
♪季節の歌「ことりのうた」 作詞・与田準一 作曲・芥川也寸志
♪手遊び 「ろうそくフッ」
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