中央図書館赤ちゃん向けおはなし会 2022年7月
7月23日(土)は、世田谷区立中央図書館で赤ちゃん向けおはなし会でした。
暑い土用の丑の日、おはなしの部屋にはたくさんの子ども達が入室してくれました。4歳を中心に1歳から10歳まで。パパママ5人と13人の子ども達は、みんな目をキラキラさせて楽しみにしている様子でした。
大きな子が多かったので始まりは、卵でお料理を作る手遊びから。目玉焼き、卵焼き、ゆで卵・・・と、みんなすぐに答えてくれました。1番難しい「生たまご」は、10歳のお姉さんが答えてくれました。ホットケーキは4歳の男の子が大きな声で答えていました。
絵本「うさこちゃんとうみ」はお父さんと海に遊びに行ったおはなし。赤ちゃん向けでしたが、みんなとても静かに聞いていました。
紙芝居「ありさんわっしょい」は、ビスケットを見つけた1匹の蟻が重くて運べず仲間を呼んで協力するおはなし。「たくさんで運べばいいんだよー」と、子ども達からしっかりした答えがありました。
手袋人形のおおかみとぶたの歌遊び「はらぺこおおかみ」は、子ども達も一緒に♪ぶんちゃぶんちゃ♪と歌って楽しんでくれました。
絵本「くだもの」は桃やスイカ、梨、みかんバナナなどいろいろな果物を食べやすく剥いたり切ったりしてはいどうぞ、とすすめる絵本。桃好き! さくらんぼ食べたーい! スイカ美味しそう! など子ども達も反応を返してくれました。また絵本に手を伸ばして食べる真似をして楽しみました。
紙芝居「おいしいおいしい」は、うさぎの子がにんじんをもらって、「おいしいおいしい」、たぁちゃんがいちごもらって、「おいしいおいしい」、と食べることが大好きになる紙芝居。赤ちゃん向けでしたが、ほのぼのとした絵に子ども達は静かに見聞きしていました。
手遊び「さかながはねてぴょん」では、一緒に頭に手をやったりおしりに手をやったりして遊びました。お口は何かな?では、「マスク!」とすぐに答えを返してくれました。みんなマスクしてますものね。
紙芝居「わっ!びっくり」は、カニさんがハサミになったり、ぞうさんの鼻が滑り台になったりと、ページをめくるごとに楽しめる絵で遊ぶ紙芝居。つぎは何かな?と興味しんしんで見て答えていました。
最後は大型絵本「たまごのあかちゃん」でした。いろいろな卵から、カメやヘビやペンギンの赤ちゃんが産まれてきます。最後は恐竜の赤ちゃんも。卵の数と産まれた赤ちゃんの数を数えて、「足りない」、「まだ産まれてない」、と発見する子もいてびっくり。細かいところまでしっかり見ていました。
プログラムを大きい子向けに一部を変更しましたが、幅のある年齢層でも赤ちゃん向け絵本や紙芝居を充分楽しめた様子でした。
お土産は、会員Sさんが折り紙で作ったスイカ模様の手提げでした。子ども達はとても喜んで手首にかけて持ち帰りました。
☆プログラム☆
○手遊び「たまごをポン」
○絵本 「うさこちゃんとうみ」
ディック・ブルーナぶん/え いしいももこやく 福音館書店
○紙芝居「ありさん わっしょい」
作鶴見正夫 画久保雅勇 童心社
○手袋人形の手遊び「はらぺこおおかみ」
○絵本「くだもの」
平山和子さく 福音館書店
○紙芝居「おいしぃ おいしぃ」
ひろかわさえこ脚本・絵 童心社
○手遊び「さかながはねてぴょん」
○紙芝居「わっ!びっくり」
宮崎二美枝脚本 本信公久絵 教育画劇
○大型絵本「たまごのあかちゃん」
かんざわとしこぶん やぎゅうけんいちろう絵 福音館書店
お土産 折り紙 スイカの手提げ
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