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深沢小学校 出張おはなし会 2025年10月

  • mslib2014
  • 20 分前
  • 読了時間: 3分

 2025年10月16日(木)は、「世田谷区立深沢小学校の出張おはなし会」でした。

 小雨が降ったりやんだりのお天気でしたが、深沢図書館の職員2名と「おはなしたまごの会」から2名の計4名で、深沢小学校にうかがいました。

 1時限目に、2年生の4クラス103名と各担任の先生方及び保護者の方数名という大人数の「おはなし会」になりました。

 まず初めに、みんなでお互いに挨拶をしてから、図書館員の大型紙芝居「たべられたやまんば」を始めました。みんなすぐに紙芝居に集中して、時折「わっ!」、「ええ~?」などの声が上がり、楽しそうに盛り上がっていました。やまんばにつかまった小僧さんが逃げ出す場面では、笑いやツッコミの声が上がり、最後にやまんばが食べられてしまったところでは、「やまんば、ドンマイ!」という声があり、その感性に新鮮さを感じました。

 次も図書館員による「せんたくかあちゃん」の大型絵本の読み聞かせでした。洗濯されたくない動物や道具がみんなで逃げ出すところや、洗濯物が絵本の両面いっぱいに干されている場面では、歓声が上がり楽しそうに見ていました。

 その後、おはなしに入る前に「アンパン食パン」の手遊びをしました。みんなすぐに覚えて、一緒に歌いながらスピードを上げたりして何度か楽しく繰り返しました。

 手遊びのあと、少しだけざわざわしていましたが、おはなしが始まるとすぐに静かにり、おはなしに集中してくれました。

 「おはなし」の一つ目は、「ひなどりとネコ」というミャンマーの昔話でした。絵がない分、面白味がないのでは?と心配しましたが、おはなしの途中で「やっぱりね」とか「また?」などの反応が聞こえたので思わず語りに熱が入りました。

 最後のおはなしは、日本の昔話「かぜのかみとこども」でした。子どもが出てくるおはなしだったので、みんな興味深く聞いていました。落ち着いた物静かな語り口に引き込まれて、みんな語り手をみつめて、静かに聞き入りました。

 生徒さんたちは、どのおはなしも最後まで楽しそうに、目を輝かせて聞いてくださり、とてもありがたく思いました。語り手にとっても充実した楽しいおはなし会になりました。

 予定通りの時間に、「おはなし会」を終了出来て、担当の4人はほっと胸をなでおろしました。

 深沢小学校の先生方には、前もって視聴覚室のご準備をしていただき、おはなし会を温かく見守ってくださり誠にありがたいことでした。深沢図書館員のお二人にも大変お世話になりました。小学校訪問という貴重な経験ができ、とても勉強になりました。ありがとうございました。

 

☆プログラム☆

大型紙芝居「たべられたやまんば」 -日本の昔話-

     松谷みよ子作 二俣英五郎画 童心社

大型絵本「せんたくかあしゃん」-創作-

     さとう わきこ作・絵 福音館書店

♪手遊び「アンパン食パン」

おはなし「「ひなどりとネコ」 -ミャンマーの昔話-

「子どもに聞かせる世界の民話」矢崎源九郎編 実業之日本社  

おはなし「かぜのかみとこども」 -日本の昔話-

同名絵本 山中恒文 瀬川康男絵 フレーベル館

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