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中央図書館幼児向けおはなし会 2019年9月

 2019年9月7日(土)は、「世田谷区立中央図書館幼児向けおはなし会」でした。9月に入ったのに蒸し暑い日になりました。そんな中、4家族、赤ちゃん1名、幼児4名、パパ、ママの計10名が参加してくださいました。

 13日(金)が「十五夜」と言うことで、今回のテーマは「お月さま」のおはなし会になりました。

 絵本「おつきみうさぎ」は、ススキを取りに行った皆なは、不思議なうさぎを、見つけて・・・。ところが、子どもたちは、ススキが分らないのです。都会では、ススキは生えていませんからね。この絵本、コントラストがはっきりた幻想的な作風で、ススキも具体的に描かれていません。♪季節の歌「つき」を歌うために飾った歌詞カードの絵にススキがありましたので、それ分ってもらえたでしょうか? 

 ♪わらべうた「うさぎ」もその絵を見ながら、歌いました。二度繰り返しました。ハーモニカの伴奏付きでした。パパママたちは、よく知っている歌のようで、楽しそうに歌いました。

 ♪わらべうた&指人形「小山のこうさぎ」は、指人形の「うさぎ」さん、登場で皆な、にっこりしました。佐賀のわらべうたで昔言葉でしたが、二度目の繰り返しの時には、「うさぎ」さんと一緒に体を揺らしながら、上手に歌うことが出来ました。

 ♪手遊び「そばだんご」は、手の平で丸めて「だんご」を作りました。「そばだんご」の「ご」は片手を開いて五にします。「四つ」と「一つ」で、「五」。「三つ」と「二つ」で? ・・・子どもたち、小さなお手手で、一つから五つまで、ちゃんと数えることが出来て、その度ににっこりしました。それでは、「五つ」と「五つ」で、何が出来たでしょうか? 答えは、プログラムの後に↓

 大型絵本「つきよのくじら」は、大きな絵本で、迫力満点です。お母さんくじらと一緒の子くじらには、お父さんくじらがいません。子くじらは、お父さんくじらを探しに、大海原に出掛けていきます。月の明るい晩に、子くじらは、おとうさんくじらに会えたでしょうか?子どもたち、大きな絵本なのにどんどん前に寄って来て、最後のページまで、真剣にみつめ絵本が閉じられた時には、ふう~と息がもれたくらいでした。、

 絵本「おつきさまこんばんは」は、とっても小さい絵本です。まんまるお月さんが、どのページにも描かれ、時が過ぎて行きます。雲が出て来て、お月さんを隠すと、皆も隠さないでと言わんばかりの目線になりました。でも、大丈夫!!! 最後は、ちゃんと大きなお月さんが戻って来て、にっこり顔になりました。

 お土産は、16日が敬老の日なので、めでたい長寿セットの折り紙でした。会員のSさんが、折って用意してくれました。台の上に乗った「ふくろう」、「鶴」、「亀」でした。「おじいちゃん、おばちゃんに感謝してね。」と伝えると、「じいじとばあばに、あげる。」とパパ方とママ方用に2セット持って行った男の子もいました。

 13日の十五夜、お天気になって見られると良いですね。

☆プログラム☆

♪手遊び 「ろうそく、ぱっ~」

♪手遊び 「たまごをぽーん」

 絵本 「おつきみうさぎ」

      同名絵本 中川ひろたか文 村上康成絵 童心社

♪わらべうた&指人形 「小山のこうさぎ」-佐賀のわらべうた-  

      「おはなしのろうそく7」東京こども図書館

♪手遊び 「そばだんご」                 

 大型絵本「つきよのくじら」        

       戸田和代作 沢田としき絵 鈴木出版        

♪季節の歌 「つき」 文部省唱歌            

       「うさぎ」 わらべうた

 絵本「おつきさまこんばんは」                 

    林明子さく 福音館書店

♪手遊び 「ろうそく、ふっ~」

☆「そばだんご」の答え → 「そばまんじゅう」(「五つ」と「五つ」なので)

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