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中央図書館幼児向けおはなし会 2022年9月

 2022年9月3日(土)は、世田谷区立中央図書館幼児向けおはなし会でした。

 9月に入っても夏の暑さはまだまだ収まらず、当日もちょっと歩くと汗が噴き出るような晴天の日になりました。

 そんな中、小学生1名、幼児7名、赤ちゃん2名、パパママ4名の14名の参加してくださいました。

今年の仲秋の満月は9月10日なので、今回のテーマは、「お月さま」、お部屋には、「満月」と「三日月」の絵が飾られました。

 紙芝居「もりのおつきみ」は、怪我をしたおばあちゃんの代わりに、お月見の準備をするまいちゃんのおはなし。森の動物たち(夜に動き回る)が、いろいろ持ってきてくれて準備が整いました。誰が来たのか?小学生が、元気に「ムササビ~!」と答えてくれましたが、紙芝居では「モモンガー」。ムササビとモモンガーって、どう違うのかしら?モモンガはリス科モモンガ属で小さい、ムササビはリス科ムササビ属でリスの仲間の中で一番大きい。後で、調べてくれたかな?

 大型絵本「つきよのくじら」、大きな月が出た時に、クジラはシャチに襲われていなくなった父さんくじらを探しに旅にでます。迫力ある大型絵本に描かれた大海原、大きな満月、海の底、シャチの出現に子どもたちの目はくぎ付けでした。息を呑んで見つめた最後のページに、みんなの緊張が解けました。満月の月が輝く海面に、2頭の大小のクジラが浮かび上がりました。

 ♪季節の歌 「つき」は、みんなよく知っていて、♪「出た出た 月が~」と歌いました。

 ♪わらべ歌「おつきさまえらいの」は、みんな知らないお歌のようでした。初めに「つげの櫛」を見せて、飾りの「満月」と「三日月」を指さして歌いました。♪「お月さまえらいの 鏡のようになったり 櫛のようになったり 春 夏 秋 冬 日本中を照らす」

 絵本「おつきさまこんばんは」は、見せた途端に「持ってる~」、「うちにある~」とのお声があちこちから聞こえました。ページをめくりながら、「おつきさま こんばんは」を繰り返していくと、静かに静かに夜の時間が流れて行きます。雲が出て来て、静かな時間が一変。でも、しばらくすると、また静かに時間に。裏表紙の舌を出した「お月さまの顔」に、みんな大笑い。表紙に戻り、目を閉じた「お月さまの顔」に、子どもたち、口々に「お月さまもねんねした~」と大喜びしました。

 お土産は、折り紙の「くじら」でした。お好きな色の「くじら」をお持ち帰りいただきました。


☆プログラム☆

♪手遊び 「ろうそく、ぱっ~」

♪手遊び 「たまごをぽーん」

 紙芝居「もりのおつきみ

   千世繭子脚本 さとうあや絵 童心社

♪手遊び「そばだんご」

 大型絵本「つきよのくじら」

    戸田和代作 沢田としき絵 鈴木出版

♪季節の歌 「つき」 文部省唱歌 

♪わらべ歌「おつきさまえらいの」

「おはなしのろうろく7」 東京子ども図書館編・発行

 絵本「おつきさまこんばんは」

    林明子さく 福音館書店

♪手遊び「ろうそくふっ~」

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