中央図書館大人のためのおはなし会 第2回
2015年 6月19日(金)は、世田谷区立中央図書館での「大人のためのおはなし会」でした。
テーマは、「 梅雨の季節に水の『おはなし』を」。
今回の会場は、1回目とは変わって3階の研修室「こぐま」でした。
さすがに中央図書館、設備、環境、申し分ありません。研修室という名の通り、落ち着いていて、広くてアカデミックな雰囲気でおはなし会にぴったり。こんなお部屋で「おはなし」が出来るなんて、「おはなしたまごの会」一同感謝、感謝です。
当日は、残念ながら雨模様、おまけに広い中央図書館の3階は分かり難いので、会員がプログラムを持って10時半の開場前からエレベーターホールに立ちました。 足元の悪い中、プログラム片手に駆けつけて下さった方、お友達といつもいらして下さる方々、初めていらしてくださった方、有り難うございました。
今回のテーマは、、「 梅雨の季節に水の『おはなし』を」で、水にまつわる「おはなし」ばかりです。
朝鮮の昔話「おやふこうなあおがえる」は、水と切っても切れない蛙が登場しました。
日本の昔話「みずさがし」は、姉妹の一人が不思議な声に誘われ、お終いにお水を得ます。
日本の神話、「稲羽の白ウサギ」は、皆さまよくご存知のおはなしです。
琵琶湖が舞台のゲンゴロウさんの「ふしぎなたいこ」は、石井桃子さんの「おはなし」です。
創作「まほうのかさ」では、おかみさんが傘と共にクルクルいろいろな場所に移動します。
ロシアの昔話「アリョーヌシカとイワーヌシカ」は、どのように水と関わってくるのでしょうか?
都合により、急遽プログラムの変更がありました。「くもとたたかうかえる」に代わって「光の旅 かげの旅」大型紙芝居、途中はっとする驚きの仕掛けがあり、黒と白で表現された光と影、海も川も見えますよ。
「おはなし会」が終わり、また、あのお二人の女性が、「至極の時間でした。次回もうかがいます。」と言ってくださいました。いつも温かい応援をありがとうございます。会員一同の励みになります。
☆プログラム☆
テーマ : 梅雨の季節に水の「おはなし」を
みずさがし -日本の昔話-
「読んであげたい松谷みよ子の民話 上」 松谷みよ子著 筑摩書房
おやふこうなあおがえる -朝鮮の昔話-
「おはなしのろうそく24」 松谷みよ子再話 東京子ども図書館
稲羽の白ウサギ -日本の神話-
「子どもに語る日本の神話」 三浦佑之訳 茨木啓子再話 こぐま社
大型紙芝居 「光の旅 かげの旅」 (絵本の部屋 しかけ絵本の本棚)
同名絵本 アン・ジョナス作 内海まお訳 評論社
-休憩-
ふしぎなたいこ -日本の昔話-
同名絵本 石井桃子著 清水崑絵 岩波書店
まほうのかさ -創作-
「おはなしのろうそく 30」 東京子ども図書館編
R・ファイルマン原作 E・コルウィル再話 松岡享子、浅木尚美訳 東京子ども図書館
アリョーヌシカとイワーヌシカ -ロシアの昔話-
「まほうの馬」A・トルストイ M・ブラートフ文 高杉一郎訳 岩波書店
次回の予定は、8月21日(金)10:30~
テーマ は、「夏には、怖~いおはなしを」です。
場所は、世田谷区立中央図書館、部屋は3F研修室「こぐま」