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中央図書館おはなし会 2016年2月

2016年2月1日(月)は、世田谷区立中央図書館おはなし会でした。

 もうすぐ節分。おはなし 「だんだん飲み」 は、お腹が痛くなったお爺さんに、お寺の和尚さんが、それならば、お腹の虫を退治する蛙→蛇→きじ→猟師→鬼をだんだん順番に飲み込むように教えます。鬼を退治するには、豆をお爺さんの口の中に「鬼は外!!!」と投げつけます。鬼は、「今日は、節分か?」と逃げ出し、お爺さんの腹痛は無くなったのです。

 今回の参加者は、元気な男の子の兄弟(2歳と4歳)とそのお友だちの男の子。まあ、元気の良いことで、じっとしていられない。組つ離れつ床の上をごろごろ、お団子状態。でも、声は立てず、お目々とお耳はこっちに向けていて、ちゃんと聞いている様子。一人で参加していた3歳の女の子は、そんな男の子たちを尻目に、ちゃんとお座りして聞いてくれました。

 ♪手遊び 「ごんべさんのあかちゃん」 は、男の子たちも一生懸命、ごんべいさんのほうかぶりや赤ちゃんを抱っこ、風邪引きの様子をちゃんとやってくれ、上手にお歌も歌いました。一フレーズずつ歌わず、最後は、動作だけになり静かになりました。

 絵本「てぶくろ」は、「知ってる、知ってる 」と言いながら、次々登場する動物たちが、手袋に入っている様子をしっかりチェックしました。「入ってる、入っている」って。

 ♪わらべ歌 「ゆき」 は、お手手を雪に見たてて、楽しく歌いました。

 絵本 「ぽとんぽとんはなんのおと」 は、冬籠もりしている熊の親子の春を待つ会話が心地良い絵本です。春が待ち遠しくなります。熊の親子に聞こえて来る不思議な音に、「おはなし会」の初めに、ごろごろしていた男の子たち、すっかり聞き入り、とても穏やかなお顔になり、ちゃんとお座りしていました。

 寒い日でしたので、「明日は、雪になりそうなので、風邪などひかないようにね」と最後のご挨拶をしました。

男の子たち、元気に「バイ、バイ、また来るね。」って、女の子は、「明日は、雪にはならないわ。」ってきっぱり言い切って帰って行きました。

☆プログラム☆

♪手遊び 「ろうそく、ぱっ~」                 

♪手遊び 「たまごをぽ~ん」                

 おはなし 「だんだん飲み」 -日本の昔話-        

       「日本の昔話5 ねずみのもちつき」小澤としお再話 赤羽末吉絵 福音館書店

♪手遊び 「ごんべさんのあかちゃん」

    アメリカ民謡・リパブリック讃歌

 絵本 「でぶくろ」-ロシアの昔話-      

       同名絵本 M・ラチョフ絵 うちだりさこ訳 福音館書店

♪わらべ歌 「ゆき」  作者不詳           

 絵本 「ぽとんぽとんはなんのおと」               

        同名絵本 神沢利子さく 平山英三え 福音館書店 

♪フェルト遊び&歌 「こぎつね」          

       高田千鶴子作 ドイツ民謡/文部省唱歌 勝承夫作

 ♪手遊び 「ろうそく、ふっ~」                 

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