中央図書館大人のためのおはなし会 第8回 2016年6月
2016年6月17日(金)は、「世田谷区立中央図書館大人のためのおはなし会 第8回」でした。
梅雨真っただ中の晴れ間、蒸し暑い中での開催になりました。遠方からお越しの方もいらっしゃって、用意した椅子がいっぱいになるほど、大勢の方に聞いていただくことができました。
おはなし会の初めに、マイヤース景子先生から陰暦6月の異称「水無月」の語源・由来のお話がありました。またプチ情報として、関東に住む私たちにはなじみが薄いのですが、6月30日の「夏越祓(なごしのはらえ)」に用いる和菓子の「水無月」の紹介もありました。さて、どんなお菓子でしょうか。
今月のテーマは、「水」梅雨の季節にぴったりの、雨や蛙が出てくる楽しい「おはなし」がいっぱいでした。
初めに、プログラムには無いちょっとしたお楽しみがありました。手作りの「かたつむりでんきち」くんを使って、殻から顔を出したり、頭から角を出したり引っ込めたりと、面白く見せながら、詩を語りました。
かたつむりでんきち 「でたりひっこんだり」
「かたつむりのゆめ」
『あっぱれ のはらうた』 くどうなおことのはらみんな作 童話屋
☆プロブラム☆
特集:梅雨の季節にぴったりのおはなし
ヤギとライオン -トリニダード・トバコの昔話-
「子どもに聞かせる世界の民話」 矢崎源九郎編 実業之日本社
スイショウの国の妖精 -ギリシアの昔話-
「子どもに聞かせる世界の民話」 矢崎源九郎編 実業之日本社
ふるやのむる -日本の昔話-
「かたれやまんば 第5集 」藤田浩子の語りを聞く会編・発行
- 休憩 -
がまくんのゆめ -創作-
「ふたりはいっしょ」 アーノルド・ローベル作 三木卓訳 文化出版局
水底の姫 -日本の昔話-
「日本のむかし話」松谷みよ子著 講談社(青い鳥文庫)
カエルの娘 -バルカンの昔話-
「いちばんたいせつなもの-バルカンの昔話-」
八百板洋子編・訳 ルディ・スコチル画 福音館書店
三まいの鳥の羽 -グリムの昔話-
「子どもに語るグリムの昔話5」 佐々梨代子・野村泫(ひろし)訳 こぐま社
次回は2016年8月19日(金)の予定です。