中央図書館 乳幼児向けおはなし会 2024年3月第1週
2024年3月2日(土)は、世田谷区立中央図書館「乳幼児向けおはなし会」でした。
3月に入り日差しは明るくなったのに、風はまだまだ冷たい日になりました。そんな中、4か月の赤ちゃんも入れて赤ちゃん6名、幼児2名、パパ1名、ママ7名と大勢が集まってくださいました。
雛祭りの前日でしたので、折り紙の「お内裏さま」をお飾りしました。
♪手遊び「ろうそく、ぱっ~」は、幼児は自分の人差し指をちゃんと立てて、赤ちゃんはママに手を添えてもらって火を点けました。
♪手遊び「ころころたまご」もお歌を歌いながら、卵→ヒヨコ→コケコになり、「お早うございます」のご挨拶も上手に出来ました。
紙芝居「みんなでひなまつり」は、赤ちゃんにはもちろん難しいので、パパママにということで観てもらいました。妹の病気で、お友だちを呼んでお家で雛祭りが出来なくなり、お外で折り雛を折ることに。おばあちゃんが、草餅をお土産に訪ねて来て、「流しびな」の由来を教えてくれました。妹の病気が早く治るように皆で流し雛をしました。赤ちゃんたちも静かに聞いていました。最初に、紙芝居の幕を開けずに始めるという大失敗をして、大爆笑になり、楽しい雰囲気での紙芝居になったので心地良かったのかもしれません。
♪わらべ歌「ここはと~ちゃんにんどころ」は、お歌を歌いながら、両方のほっぺ、額、鼻、お口の順で軽くとんとんと触って、最後は、脇の下をコチョコチョします。繰り返すと、どの子もコチョコチョを待って笑顔になりました。
絵本「しっぽ」は、誰のしっぽ?のクイズです。思いの外、難しい。5歳くらいの男の子、一生懸命考えて、当たらなかった時は、悔しそうでしたが、当たった時は飛び上がって喜びました。「へび」は、どこがしっぽ?宿題になりました。
♪童謡「おはながわらった」は、お歌を歌いながら、手袋人形のグリーンの指の間からお花が一つずつ登場します。最後は、みんな消えて五つのお花が元気に顔を出します。一つのお花が出た時から、歓声が上がり、最後には拍手が湧きました。
大型絵本「だるまさんが」は、みんな、パパとママに抱っこされて、だるまさんになり切りました。だるまさんの表情まで真似して立ち上がって体を動かした子もいました。
♪体遊び「ころんだ おきただるまさん」は、こちらもパパとママに抱っこされて、前、横と転びました。嬉しくて、「きゃ、きゃ」と声が上がりました。
大型絵本「おおきなかぶ」は、みんなで一生懸命、かぶをひっぱりました。繰り返す度に声も大きくなって、抜けた時には、ホッとした笑顔になりました。
♪手遊び「ろうそく、ふっ~」も、ちゃんと指でろうそくを立てて、吹き消しました。
お土産は、会員Aさんが折った3色の「コロコロ独楽」でした。赤ちゃんも幼児も嬉しそうに、色とりどりの独楽の中から気に入った独楽をお持ち帰りしました。
お帰りの時に、一人のママから、「この次はいつですか?」と訊かれ、「『おはなし会』は、土曜日と日曜日、水曜日にしていますよ。」とお答えしました。「いえいえ、お二人は、今度いつ『おはなし会』をするのですか?」「ええ~!! 私たち?ですか? 来月の同じ第一土曜日です。」「また、来ますね」
私たちの「おはなし会」を楽しんでくださったのですね。思い掛けない嬉しいお言葉に、会員Aさんと二人でガッツポーズしてしまいました。
☆プログラム☆
♪手遊び「ろうそく、ぱっ~」
♪手遊び「ころころたまご」
紙芝居「みんなでひなまつり」
辻邦脚本 田沢梨枝子画 童心社
♪わらべ歌「ここはと~ちゃんにんどころ」
絵本「しっぽ」
長新太作 のら書房
♪童謡「おはながわらった」 湯山昭作曲 保富庚午作詞
大型絵本「だるまさんが」
かがくいひろしさく ブロンズ新社
♪体遊び「ころんだ おきただるまさん」
大型絵本「おおきなかぶ」
A.トルストイ再話 内田莉莎子訳
佐藤忠良画 福音館書店
♪手遊び「ろうそく、ふっ~」
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