中央図書館「赤ちゃんおはなし会」 2023年1月
2023年1月28日(土)は、世田谷区立中央図書館で「赤ちゃんおはなし会」でした。
最高気温が7度という寒い日で図書館の来館者も少なめでしたが、「おはなし会」の「おはなしのへや」には赤ちゃん2名、幼児5名、パパ1名、ママ3名が集まってくれました。
最初の手遊び「ころころたまご」は、赤ちゃん向けでしたが4歳5歳の子たちに「卵から何がでてくるかな?」と問いかけると「ひよこ!」。「じゃ、ひよこが大きくなったら?」「にわとり!」と元気よく答えてくれました。赤ちゃんたちは、おりこうさんと、頭を撫でられて嬉しそうでした。
絵本「ごろんご ゆきだるま」は、静かに雪が降ってきてごろごろごろんと雪だるまができ、犬と遊びたくなって手足が生えて歩き出すおはなし。布で作ったシンプルで温かい絵にみんな見入っていました。
絵本「このゆきだるま だーれ?」は、もみちゃんと動物たちがそりに乗って山から滑りますが、転げ落ちた動物たちが雪だるまになって何の動物か当てる絵本。ぶたさんは、分からなかったけれど、あとは「うさぎ!、いぬ!、りす!、くま!」と大きな声で全部当ててくれました。
次の「おいちにの だーるまさん」は、かけ声とともに赤、緑、黄色、水色、ピンクのだるまさんが順番に元気良く飛び出してきて、ボールを蹴ったり縄跳びをしたりとパワフルに遊ぶ絵本。わらべうたをもとにした絵本で、子どもたちはリズミカルなことばと豊かな表情のだるまさんに見入っていました。
次は節分も近いので「おにのパンツ」の手遊びをしました。大きい子は立って、赤ちゃんはママやパパに抱っこして身ぶり手ぶりを真似しながら楽しんでくれました。
紙芝居「ねずみちゃんのゆきだるま」は、雪だるまを作ろうとしたねずみちゃんが転んでしまいます。助けようとしたうさぎさんやきつねさん、かばさんも一緒に転がって大きな雪だるまになってしまいます。これも最後に何の動物か当てるおはなしで、大きい子は前に出てきて画面に指をさして答えてくれました。
次は、寒い季節にぴったりの手遊び「こすれ こすれ」です。腕や頭を歌いながらこすりましたが、「ねぐせになっちゃうよ〜」と笑いながらこすっていました。
絵本「にんじんとごぼうとだいこん」は大型絵本で読みました。どうしてごぼうは早くお風呂から出てしまったのか不思議そうで、4歳の子が「ぼく熱いの入れるよ」と教えてくれました。
そして、にんじん、ごぼう、だいこんの指人形を使った手遊び「にんじんさんが、かぜひいた」をしました。
最後に「おにわそと ふくわうち」を皆さんと一緒に歌っておはなし会は終わりました。大きい子はしっかり歌ってくれて頼もしかったです。
お土産はSさんが折り紙で作った「えんとつねこ」です。好きな色を選んでとても嬉しそうに持ち帰ってくれました。
☆プログラム☆
♪手遊び ころころたまご
絵本「ごろんご ゆきだるま」
たむらしげる・さく 福音館書店
絵本「このゆきだるま だーれ」
岸田衿子・文 山脇百合子・絵 福音館書店
絵本「おいちにのだーるまさん」
こばやしえみこ文 こいでやすこ・渕もも・絵
福音館書店
♪手あそび「おにのパンツ」
イタリア ナポリ民謡 替え歌
紙芝居「ねずみちゃんのゆきだるま」
仲川道子作・画 教育画劇
♪手あそび「こすれ こすれ」
大型絵本「にんじんとごぼうとだいこん」
和歌山静子絵 鈴木出版
♪指人形あそび「にんじんさんがかぜひいた」
♪今月の歌「豆まき」童謡
お土産 折り紙の「えんとつねこ」
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