等々力小学校2年生「おはなし会」2024年6月
2024年6月20日(木)は、世田谷区立等々力小学校2年生の「おはなし会」でした。
BOPと呼ばれる学童保育のお部屋で、2クラス合同の1組ともう1組の2回の「おはなし会」になりました。
♪手遊び「たまごをぽーん」は、それぞれの回で、いろいろな答えがあがりそれぞれに楽しみました。
詩「お口の体操」も、楽しそうに声を出して、上手に音読が出来ました。
おはなし「お月さまの話」は、切り紙の満月と三日月を見せながら、お月さまと優しいおばあさん、それにけちんぼうおばあさんのおはなし。うんうん、とうなづきながら、聞いている子が大勢いました。2日後は満月です、と語り手が伝えました。当夜には、子どもたち、空を見上げているといいなあ。
紙芝居「光の旅かげの旅」は、1組目は、しばらく何の紙芝居?と、怪訝そうなお顔で無反応でしたが、しばらくして「錯覚?」、「白と黒って?」との声が。最後のページで、ひっくり返したら、「そうか~」、「凄い、凄い」、「ひっくり返して~」と。結局、最後には、すべてのページをひっくり返すことに。2組目も、同じような反応でしたが、「もう一回やって~」のリクエストが出ました。図書館に絵本がありますから、見てください、とお答えするしかありませんでした。
♪手遊び「はらぺこおおかみ」は、豚家族と狼の、食うか?食われるかの攻防を、♪「ブンチャ、ブンチャ」と歌いながら指を使って楽しみました。豚家族と狼になり切って、最後は、オオカミの「ああ~、腹減った」に、ホッとしたお顔と笑い声が起きました。
おはなし「まぬけなトッケビ」は、韓国のおはなし。聞きなれない「トッケビ」に、韓国の小鬼って想像出来たかしら?出現する時に、手を「ポン、ポン」を叩くのですが、子どもたちもその度に手を叩きました。トッケビからいろいろもらう男の子になったり、ちょっとまぬけな憎めないトッケビになったり、おはなしを楽しんだようでした。
どちらの組も、語り手の語りに、素直な反応を示し、語り手もそれに応えて、語りが盛り上がりました。黙って聞いているより、語り手も試されました。一人一人の反応にすべては答えられないのですが、続く語りがより活き活きするのは、子どもたちの反応があってこそです。子どもたちとのやり取りがあっての語りが生きて来るのです。
1組&4組、3時間目(10:25~11:10)
2組&3組、4時間目(11:15~12:00)
☆プログラム☆
♪手遊び 「たまごをぽーん」
詩「お口の体操」作者不明
おはなし「お月さまの話」 -創作-
「おはなしのろうそく25」ニクレビチョバ作
内田莉莎子訳 東京子ども図書館
紙芝居「光の旅かげの旅」
アン・ジョナス作 内海まお訳 評論社
♪手遊び「はらぺこおおかみ」
おはなし「まぬけなトッケビ」 -韓国の昔話-
「おはなしのろうそく30」
朴鍾振訳 東京子ども図書館編・発行
Comments